この施設は、阪神・淡路大震災の後、防災を研究・啓発する機関として設立されました。
HAT神戸地区にあり、JICAの建物に隣接しています。
震災が起こった瞬間を体験できるシアターは圧巻です。
あまりの衝撃に、途中で退場する人もいると聞きます。
その他、震災時の状況がわかる資料が数多く展示されています。
震災を経験したボランティアスタッフが展示物を解説してくれます。
映画「メモリーズコーナー」にも登場しました。
神戸に来る外国の客人にはぜひ訪れてほしい場所です。
なので、フランス人研修生2名を連れていきました。
フランスは自然災害の少ない地域です。
特に、地震はほとんどおこりません。
だから、多くのフランス人は地震がどのようなものか、知らないのです。
ただし、フランスに災害がないわけではありません。
多くの人が懸念するのは、原子力発電所の事故です。
フランスは電力の約7割を原発に頼る国です。
大事故に対する備えは常にしておかねばならないのです。
ぜひここで、防災の考え方をしっかり学んでもらいたいと思います。
ボランティアガイドから説明を受ける研修生
人と防災未来センター
http://www.dri.ne.jp
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