2013年11月29日金曜日

小学校にて

フランスの小学校にお邪魔してきました。

小学生にカタカナのお勉強をしてもらいました。

そこにはなんとこんな人が・・・


赤いシャツに半ジーンズ、そして麦わら帽子。

まさかあのルフィーさんですか?


残念、Yukiさんでした。

ごめんねぇ~。


2013年11月27日水曜日

神戸ファッションリメイク

11月26日から29日まで、兵庫県パリ事務所でファッション展示会が開催されています。

その名も、「神戸ファッションリメイク」。

この展示会にお邪魔してきました。



今年の夏に神戸でリメイクファッションのコンテストがありました。

その優秀作品13点がパリにやってきたのです。

綺麗なドレスなど、素敵な作品がたくさんあります。

まだ使えるものを大切にすること。

この精神をファッションの街神戸から世界へ伝えようというコンセプトです。

このコンセプトには大いに共感できます。

私はものを大事にすることで巷では有名なのです。

高校時代に買ったズボンをいまだにはいています。

普段着ているものの多くは大学時代に買ったものだったりします。

この服に一票入れました。

さて、会場にはパリ在住の日本人がたくさん来ていました。

また、日本に興味をもつフランス人も多く来場していました。

こうした「国際交流会」に気軽に参加できるのが、海外で暮らす醍醐味の一つなのです。

クリスマスムードのプランタン(デパート)





2013年11月24日日曜日

11月下旬のパリ

クリスマスが近づいてきたようです。

ここ数日の最低気温は氷点下です。

そして街ではクリスマスの準備が始まっています。

サンタさんの家?

欧米のショッピングモールではどこにでもサンタさんの家が登場します。

クリスマスプレゼントをたくさん買わせようというわけですね。

と言いながら、サンタさんの家に刺激されてティーポットを買ってしまいました。

bodumのティーポット


他方、パリのクリスマス・イルミネーションといえばここ。

遠くに見えるは凱旋門

シャンゼリゼ通りです。

通りの両端の装飾は凱旋門まで続いています。

そんなこんなで、ここ1週間毎日パリ市内に来ています。

2013年11月20日水曜日

from California

アメリカから友人が来ているという連絡をその息子から受けました。

そして急遽、日程を調整しました。

シャルル・ド・ゴール空港で朝8時に待ち合わせ。

10時前に合流できました。

ジャネット(左)とアンクル・ラウル(右)

ジャネットは友人の母親で、カリフォルニア州アナハイムの自宅にいつも泊めてくれます。

ロサンゼルスはもちろん、ラスベガスやフレズノーといった街にも連れて行ってくれました。

スチュワート邸にて(2009年撮影。ジャネットを除いて外部の人間ですが・・・)

そのフレズノーにアンクル・ラウルがいます。

クリスマスの時期に遊びに行ったときにはサンタさんがいました。

ガルシア邸にて(2008年撮影)

2人は親族のお葬式でフランス中部を訪れていたとのことです。

無理にでも会っておかないと、今度はいつ会えるかわかりません。

なので、空港まで駆けつけました。

8時に会えれば10時までには事務所に着くと思っていました。

しかし出国を見送って事務所に着いた時にはすでに正午を回っていました。

遅刻してしまい、どうもすみません。


余談その1

空港発トルシー行のセーヌ・エ・マルヌ・エキスプレスバスに乗って帰りました。

時間があったので、空港のバス乗り場をゆっくり見て回りまいた。

たくさんバスが出てるんですね。

パリ東駅やナシオン駅にも1本で行けるとは知りませんでした。

情報は足で稼ぐものです。

CDGターミナル3のバス乗り場

余談その2

普段私はこんなマッチョな仲間たちに囲まれています。

ジェラルド(左)とドゥグラス(右)

情報を稼ぐためにも足を鍛えましょう。



2013年11月19日火曜日

荷物が届くと

こうなりました。

リラックマのペンケース

これがあると仕事がずいぶんとはかどることでしょう。

8足増えた靴下

合計で24足になりました。

パリでもう靴下に困ることはありえません。

シェーカーなど

きっと夜が楽しみですね。

ベルト5本

日本では1本しか使っていなかったはずですが・・・

包丁

フランスのスーパーの包丁って曲がるんですよね。

バスタオル10枚

しずかちゃんもびっくりです。

語学の本

ドイツ語とスペイン語と英語とラテン語の前にフランス語を勉強してください。

かばん11個

けっこうおしゃれさんだったんですね、知りませんでした。

それにしても、39kgは重かった。


2013年11月18日月曜日

発砲事件

11月18日午前、パリ2区の新聞社「リベラシオン」で発砲事件が起きました。

ショットガンをもった男が社内に侵入し、発砲したとのことです。

カメラマンのアシスタントが撃たれて重傷。

日本の報道では27歳ですが、フランスの報道では33歳となっています。

犯人は数時間後にパリ西郊デファンス地区にあるソシエテ・ジェネラル本社も襲撃。

現在も逃走中です。

インターネット版ル・モンドが掲載している記事のスクリーンショット

実は、3日前にも同様の事件が起きていました。

このときには怪我人が出ず、しかも監視カメラが容疑者を捉えていたようです。

ニュースではその映像の人物が今回の事件の容疑者でもあるとして繰り返し放送しています。

ヤフー・フランスが掲載している記事のスクリーンショット

フランソワ・オランド大統領は「報道の自由が狙われている」と述べています。

なお、大統領は現在、イスラエルのパレスチナ地区を訪問しています。

2013年11月17日日曜日

フランスの交通

重さ39kgの荷物を抱えてパリ市内から自宅へ戻る途中のことでした。

RERのA線、自宅がある駅の1つ手前の駅でアナウンスが。

「この電車は当駅止まりに変更されました」。

ホームに降りると、駅員より、

「しばらく電車は動きません。バスを利用してください」。

バス乗り場に行くと、時刻表通りにバスが来ていない。

ようやく来たバスに乗ろうとすると、誰もが我先にとバスに乗り込みます。

合計39kgになるかばん4個を抱えてはとても乗れません。

そうしてバスを2本見送り、次のバスに乗って発車を待っていると、運転手からアナウンス。

「電車は動き出しましたが、乗っていてもいいのですか?」

39kgの荷物を抱えて、もうこれ以上動きたくありません。

結局、1駅手前で1時間20分足止めされました。

午後3時からプロヴァンで予定されていた打ち合わせも、午後4時からになりました。

そう、その後すぐに1時間半かけてプロヴァンに行きました。

そして1時間半かけてプロヴァンから帰りました。

メトロの車内。なお、この写真は当エピソードとは一切関係ありません。


翌々日、小学校の日本文化アトリエに参加するためにRERに乗りました。

乗り換えで15分待ちましたが、それでも目的地まで順調に進んでいたはずでした。

目的地の5つ手前の駅で、突然アナウンスが。

「この電車は当駅止まりです」。

次の電車は・・・1時間後ヽ(゚Д゚○)ノ

遅れるやん。

掲示を見ると、「社会運動のために運行が乱されています。

3本に2本が運行取りやめとなります」。

バスを乗り継いで目的地に行くことを試みるも、2駅目で電車に追いつかれました。

まぁ、余裕をもって出発していたので開始時間にはどうにか間に合いました。

・・・オチはありませんよ。

RERの停車駅を示す掲示板。なお、この写真は当エピソードとは一切関係ありません。



2013年11月16日土曜日

11月中旬のパリ

集合時間まで少し時間があったので、周辺を少し散歩。

リュクサンブール宮殿

パリの中心からやや南に、リュクサンブール公園があります。

公園の中にはリュクサンブール宮殿があります。

宮殿は元老院の議事堂として使われているそうです。

公園には自由に入れるので、市民は散歩を楽しんでいます。


解散後は13区の中華街へ。

お米をきらしていたので買いに行ったのです。

13区中華街の2つのスーパーマーケット

こんな日は必然的に夕食が中華になります。

・・・ところで、用事とはいったいなんだったのだろう。

2013年11月14日木曜日

フランス人の祝日

フランス滞在も1か月半になり、かつての戦友たちとの再会を多く果たせました。

「Facebookで近況を見てたよ」と言われてちょっとうれしくなります。

「今回はどこに住んでいるんだ」などと聞かれ、お互いの近況報告が始まります。

「フランス語うまくなったな」と褒められ、ふと考えます。

今のレベルでうまくなったと言われるということは、これまでよっぽど下手だったのだろう、と。

いえ、別に否定も反論もしません。

いまさらですが、外国語って難しいんです。

いやはや、秋ですね

夕方、別れるときの友人の一言。

「今からご飯食べてシャワー浴びて寝るー」。

明日の祝日に何をするのか尋ねた時の返答。

「休みだから寝てるー」。

俺は今から仕事するし、明日は視察に出かけるのだが。

近所のマルシェでの買い物も休日の楽しみのひとつです


2013年11月13日水曜日

日本文化教師の街ムラン

3連休のエクスカーションもこの街で最後。

セーヌ・エ・マルヌ県の県庁所在地、ムラン(Melun)。

セーヌ・エ・マルヌ経済振興公社の事務所もあります。

セーヌ川。県名の由来はセーヌとマルヌの二つの川から。

日仏交流コーディネーターは、現在ではヴァル・ドゥロップのセリス事務所で勤務しています。

しかし、数年前まではムラン事務所で勤務していたと聞いています。

ここで暮らし、働き、遊び・・・やがて任期を終える。

この街は日本文化教師の街なのです。

前任者の方々のブログに綴られた想いの数々が流れ込んでくる・・・

そんな錯覚を覚えつつ、街の中心へと歩みを進めます。

ノートルダム参事会教会、というそうです。

ムランは歴史的遺産を大切にするきれいな街です。

同時に、ここでは新しい建物も多く見られます。

まさに、保存と開発を同時に進めるセーヌ・エ・マルヌ県の核と言えます。

街の中心部へ。左手にサン・アスペ教会が見える。

近いうちに再びムランに来ることになるでしょう。

ムラン事務所の方々や県議会に未だにきちんと挨拶をしていないのです。

業務のためのメールで頻繁に連絡をしてはいるのですが・・・

県庁。かつては修道院だったそうです。


セーヌ・エ・マルヌ県観光局(日本語あり)
http://www.jp.tourisme77.com



2013年11月12日火曜日

フォンテーヌブロー城2

さて、フォンテーヌブローの見どころはお城だけではありません。

お庭に目を向けてみましょう。

世界各国どのお城にも該当するかと思いますが、庭園がきれいなのです。

「水鏡湖畔に映ゆは王宮の栄華の影と秋空の蒼」…お粗末様でした。

かつての宮殿庭園も今では市民の憩いの場

さて、この庭で出会った素敵なお友達を紹介しましょう。

「兄ちゃん、配給の不公平はあかんで。今は民主共和制の時代や」

「池の鴨は食べてもうまぁないで。そんな目で見んといてや」

「わしら菜食主義なんや」

「賃金とは労働の対価である」



2013年11月11日月曜日

フォンテーヌブロー城

11月11日、フォンテーヌブロー城(Château de Fontainebleau)。

セーヌ・エ・マルヌ県南部にある世界遺産です。

パンフレットには「シャトー」と書かれてあるので、「城」と訳しています。

というより、ブログの城シリーズを続けたいので、「城」と訳しています。

「宮殿」と紹介するパンフレットやサイトもあります。

どちらがいいのでしょうか。

正面の写真はお約束です

フォンテーヌブロー城の歴史は1137年に始まります。

その後、フランソワ1世、アンリ4世、ルイ15世といった王たちが城を増改築します。

舞踏会の間

マリー・アントワネットもこちらに滞在していたそうですね。

皇后の寝室

RPGの影響か、玉座というものに大いに興味があります。

玉座の間

フォンテーヌブローの歴史にはナポレオンの存在も欠かせません。

ナポレオンの寝室

豪奢なサロンなど、他にも見どころ満載です。

入城料は11€

SNCF(フランス国鉄)フォンテーヌブロー・アヴォン駅が最寄り駅です。

パリ・リヨン駅からモンタルギス(Montargis)行きに乗り、約40分。

駅からは1番線のバスに乗り、シャトー停留所で下車。

と、計算上は1時間半程度なのに、自宅から城まで3時間かかりました・・・


フォンテーヌブロー城(フランス語)
http://www.musee-chateau-fontainebleau.fr

2013年11月10日日曜日

ヴァンセンヌ城

11月10日、ヴァンセンヌ城

ヴァンセンヌは私にとってある意味本拠地であるため、頻繁に訪れます。

したがって、ヴァンセンヌ城の外観は百回以上見ているように思います。

そんな私ですが、今回初めて城の内部に足を踏み入れました。

城門

ヴァンセンヌ城はヴァンセンヌの森に隣接しています。

森での狩猟のために12世紀に築かれた館からこの城の歴史は始まります。

シャルル5世治世の1370年ごろに主塔が完成します。

百年戦争の只中にあったため、城壁も整備されました。

ヴァンセンヌ城主塔

ヴァンセンヌ城はフランス史で幾つかの重要な役割を担いました。

太陽王ルイ14世はご存じのとおりブルボン朝最盛期の王でした。

その彼がこの城にしばしば滞在したそうです。

主塔に掛かる唯一の橋

16世紀以降、主塔は監獄としても利用されました。

啓蒙思想家ドゥニ・ディドロは唯物論を唱えたためにここに投獄されました。

監獄跡にはその原因となった著作『盲人書簡』が並べられています。

地下監獄(ダンジョン)

フランス革命以降は武器保管庫として利用されました。

ナポレオンがヴァンセンヌの軍事機能を強化しています。

また、ルイ18世は敷地内に武器の館を建設しました。

歴史を感じさせる城壁

フランスの陸・海・空軍に纏わる資料がこの城の古文書館に集められています。

また、考古学の発掘現場としても極めて貴重な地とされています。

主塔の修復工事は現在も続いています。

修復中の回廊

さて、ヴァンセンヌ城はパリ市内にあるにも拘らず、観光客はそれほど訪れないと聞きます。

それは一つには、ベルサイユ宮殿やロワール地方の古城のような絢爛さに欠けるからでしょう。

訪れる前に知っておくべきは、この城は近代の城ではなく中世の城だということです。

ふと歩みを止めてみると、当時の技術・技巧が城内にちりばめられていることに気付くはずです。

天井を支える石柱

ヴァンセンヌ城の入城料は8.5€

なお、9.5€の特別ツアーに申し込むと、さらに上の階も見学できるそうです。

聞いてないのですが・・・

ここから先は特別ツアーの参加者のみ進めます・・・


ヴァンセンヌ城(フランス語)
http://www.chateau-vincennes.fr