2014年1月31日金曜日

オルセー美術館

パリ市内にはたくさんの美術館があります。

ルーブル美術館オルセー美術館などが有名ですね。

昼食を食べにオルセー美術館までやって来ました。

セーヌ川ランチ中

いえ、川辺で昼食をとったわけではありません。

オルセー美術館

いえ、美術館の中で食べたわけではありません。

紛らわしいタイトルでしたね。

申し訳ないです。

勤務時間中でしたので美術館には入りませんでした。

なので近所のサンドイッチ屋に入りました。

13ユーロのサラダの量が半端ではありませんでした。

その後の用事に遅刻したのはそのサラダのせいです。

申し訳ないです。

そして友人にお土産をもらいました。

純米吟醸浦霞禅、東京ばな奈キャラメル味、ドライヤー

ドライヤーをお土産にもらったのは初めてです。

道中どうぞお気をつけて。

2014年1月27日月曜日

ノルマンディーの旅 ― 聖女の街ルーアン

ノルマンディーの旅シリーズもいよいよ最終回です。

オート・ノルマンディー地方の首都、ルーアン

この街を訪れたのは3回目です。

しかし、観光したのは実はこれが初めてです。

というわけで、街の様子を見てみましょう。

高台から市街地を望む

さすが地元民はいい場所を知っていますね。

中央に流れるのはセーヌ川。

左岸は近代都市。

右岸は中世都市。

すごくわかりやすい都市開発をしています。

ルーアン大聖堂

一際高くそびえる塔をもつ大聖堂が街のシンボル。

これからここに向かいます。

ルーアン市街

このかわいらしい建物が続く街並みがルーアンの特徴です。

「1431年5月30日、ジャンヌ・ダルクが火刑に処された場所」

ジャンヌ・ダルク教会に隣接する庭にジャンヌ・ダルクの処刑地が残されています。

ルーアン大聖堂

大きすぎてカメラにおさまりません。

その建築、その歴史、その存在感に圧倒されます。

修築中なのが残念。

サン・マクルー教会

ルーアンには大きな教会がたくさんあります。

サントゥーアン教会

中世以降、国家的、宗教的大事件を経験してきました。

人々が戦い、傷つき、そのたびに深く祈ってきた街です。


なんか歪んでないですか?

ルーアンはパリのサン・ラザール駅から列車で1時間の距離にあります。

少し安い切符を買って、往復23ユーロでした

(正規料金は片道22ユーロくらいだったと思います)。

生活がしやすく、パリに出やすいルーアンは、現在では学生の街としても知られています。

穏やかなフランス生活を営むには申し分ない街だとボリスは言っています。

2日間頑張ってくれた「スマート君」

2014年1月26日日曜日

1月下旬のパリ

再び「パリ・ラーメン・ウィーク」へ。

外で2時間待ちました。

真ん中の赤いお店が会場です

通常、パリにラーメンを食べに来ることはありません。

なので、これがパリで最後のラーメンになるのかな?

パリ限定「とりとんそば」

「広報のきれいなお姉さん」の写真をお見せできないのが残念です。

…パリ・ラーメン・ウィークの宣伝はこれくらいでよろしいでしょうか?


話変わって、先日YouTubeでアニメを見ていると、パリの描写がありました。

「おお、パリだ!行きたいなぁ!」と一瞬思いました。

「そういえば今フランスにいるよなぁ」と次の瞬間に思いました。

フランスで暮らしていることをときどき忘れてしまう日々を送っています。

なので、パリを散策してみましょう。

屋根が…

パンテオンは「万神殿」と日本語表記される多国籍墓地です。

私が通っていた大学がパンテオンの名をもっていたので、実は気に入っているのですが…。

「なんじゃこりゃ!」と言いたくなる修築現場です。

で、その周囲を見回してみると…

物体が…

「セコワサー(なんだこれは!?)」と、フランス人でさえ言っていました。

というか、イントネーションはもはや「なんじゃこりゃ!」という感じでした。

横からのアングル

さすが芸術の都パリ。

路上に置くものが一味も二味も違いますね。

そりゃフランス人も写真を撮るでしょ。

結局これは何だったんでしょうか?

気を取り直して、もうちょっとパリらしいものを探してみましょう。

セーヌ川

パリといえばこの川ですね。

本来はこういう写真をもっとたくさん載せるべきであるような気がする…。

2014年1月25日土曜日

ノルマンディーの旅 ― サン・マルタン・ドゥ・ボッシェルヴィル

サン・マルタン・ドゥ・ボッシェルヴィル(Saint-Martin-de-Boscherville)に着きました。

セーヌ・マリティム県のコミューン(市町村行政単位)です。

田舎のおばあちゃんの八百屋さんって、夜7時でも営業してるんですね。

さて、今回の案内人をようやくご紹介できます。

書:フンゴマスター

…自己紹介ありがとうございます。

友人のボリスと、奥さんのダリラさん。

ボリスはかつて寝食を共にした戦友であり、ライバルです。

昨年11月、彼らの赤ちゃんが生まれました。

リアちゃん

元気に育ってください。

さて、昔話に花を添えるのは、シャンパンと白ワインとチーズフォンデュ。

そして現在、未来についても愉快に、そして真剣に語り合えるかけがえのない時間です。

素敵な夕食をありがとう

食後はビリヤード。

エイトボールで1勝2敗

夜が明けましたので、外に目を向けてみましょう。

ボリス一家が最近引っ越してきたこの村のシンボルはこちらの教会です。

サン・ジョルジュ・ドゥ・ボッシュヴィル教会

1113年にまずは修道院がこの場所に建てられました。

その後、増改築が進められ、17世紀に現在の姿になりました。

併設された庭園も立派です。

このようにのどかな村で久しぶりに穏やかな一時を過ごしました。

2014年1月24日金曜日

事務所移転

フランスの小学校で習字をするとこうなります。

文字は机ではなく半紙に書いてください

ところで、セーヌ・エ・マルヌ経済振興公社のセリス事務所が移転しました。

数年間この事務所で日仏交流コーディネーター(日本文化教師)が勤務しました。

彼ら彼女らにとって、きっとたくさんの思い出が詰まっているはずです。

ちょっと寂しいですね。

旧事務所のマイデスク(左)

それにしても、作業スペースが狭くなった気がするのですが…

新事務所のマイデスク

これからはここでお仕事です。

ん、どこに移転したかって?

同じ建物内の隣の事務所です。

2014年1月23日木曜日

ノルマンディーの旅 ― エトルタ

ノルマンディーの海岸沿いにあるエトルタ(Etretat)の人口は1600人ほど。

少し下の写真を見るとわかるように、町の規模はとても小さいです。

ところが、フランスでは観光地としてかなり名が知れているようです。

実際、冬場の夕暮れ時であるにもかかわらず、たくさんの観光客を見かけました。

そう、ここは自然が素敵な贈り物をしてくれた海辺の町なのです。

夕日と入江とどうも僕です

通称「アヴァルの門」と呼ばれる自然のアーチです。

クロード・モネもこの風景を描いたそうですね。

エトルタの町

市街地ではカジノを見かけました。

ヴァカンスでゆっくりとした時間を過ごせそうです。

あ、私にヴァカンスはないんでした…

この建物は…

断崖絶壁の上にこんなかわいいチャペルがありました。

石灰岩

崖の下まで降りました。

こんな崖を見ると地層の研究がしたくなります。

ところで、自然の摂理から言うと、降りたのであれば登らなくてはなりません。

何をしているのですか?

風光明媚な観光地での階段ダッシュは旅の思い出にもはや欠かせません。

季節は冬、フランスの北の大地をシャツ1枚で駆け抜けましょう。

2014年1月22日水曜日

パリ・ラーメン・ウィーク2

パリ・ラーメン・ウィークが始まりました。

オープニングセレモニーも華やかに行われたそうですね。

ラーメンウィーク1日目にレストランの前を通ると、こんな感じでした。

長蛇の列

…諦めました。

ラーメンウィーク2日目、再びラーメンを食べに行きました。

1時間待ってレストランに入りました。

2階は実演・展示会場になっていました。

麺打ちの実演

麺打ちはたいへんな労働です。

今度挑戦してみます(ちなみに、うどんはときどき打っています)。

麺の展示

今回提供されるラーメンの麺です。

ラーメン関連製品

このカップラーメン、パリで食べたい。

日本各地の酒

レストラン1階のバーで、1杯8ユーロで日本酒を飲むことができます。

さて、ラーメンは日替わりで提供されます。

本日のラーメンはつけ麺でした。

店内の様子

パリ・ラーメン・ウィークは25日(土)まで。

興味がある方はぜひ訪れてみてください。

2014年1月21日火曜日

ノルマンディーの旅 ― ル・アーブル

オンフルールからノルマンディー橋でセーヌ川を渡り、ル・アーブルへ。

フランスで最も多くの石油を扱う海港都市です。

第二次世界大戦時に街は甚大な被害を受けました。

大戦後に再建された都市中心部は2005年に世界遺産に登録されました。

市庁舎

機能を重視した住宅や海辺の散歩道など、創意ある都市開発が随所で見られます。

街全体がどのようになっているのか気になったので、高いところに行きました。

1850年代に高台に造られた要塞の跡地が現在では植物園になっていました。

要塞跡の植物園入り口

そこで発見したのは…

日本庭園?

昨年10月26日から11月17日まで、「日本の竹」の展示会が開催されていたそうです。

主催は「日本ノルマンディー港アソシエーション」という団体。

フランスの北の果てでも日仏交流が盛んに行われているようです。

ちなみに、ル・アーブルは大阪市と姉妹提携をしています。

高台の町並み

「海のそばにある赤い屋根の続く町」をフランスでたくさん見つけたいものです。

さて、ようやくル・アーブルの全景を見ることができました。

建築家オーギュスト・ペレが再建したル・アーブル


日本ノルマンディー港Association(フランス語)
http://asso.minato.free.fr

2014年1月20日月曜日

チャンネル神戸

1月20日から22日まで、「チャンネル神戸」というファッションイベントが開催されています。

場所は、パリ3区のギャラリー「Schirman & De Beaucé」。

主催しているのは公益財団法人神戸ファッション協会です。

兵庫県内の5つのアパレル企業が合同で作品を展示しています。

「チャンネル神戸」ウェブサイト

製品を手に取るフランス人客

会場では、龍野の皮革を用いた製品の制作実演会がありました。

出来上がった小銭入れはプレゼントされていたようで、列が絶えませんでした。

制作の様子をスマホで録画中

また、会場では日本酒と簡単な日本料理が提供されました。

お客さんの多くがフランス人で、会場は移動するのも困難なほどでした。

日本酒と料理も大好評

そうそう、別に遊びに来たわけではありませんよ。

実は、セーヌ・エ・マルヌ県のアパレル企業をを売り込みに来たのです。

その企業とは、アルマンディン・フランス」と「オークウッド」。

フランス人にとっても、いいものの価値がわかる日本人は目標とすべき顧客です。

両企業とも、日本で自社の製品を売るためのネットワークを構築しているところです。

今回のイベントの主催者である神戸ファッション協会にこの2社を紹介しました。

「ファッションと職人の街」神戸を映像で紹介

ついでに企業紹介です。

「アルマンディン・フランス」は世界遺産都市プロヴァンに本社を置く企業です。

女性向けの高級既製服を製造・販売しています。

デザイナーがプロヴァンと東京にいます。

また、アトリエは南仏にあります。

製品をすべて手作りしていることにブランド価値をおいています。

制作コンセプトは「エレガントロック」です。

フランス人の優雅さを現代的な感覚で楽しんでもらいたいという願いが込められています。

商品はインターネットサイトから注文できます。


「アルマンディン・フランス」ウェブサイト



「オークウッド」は革製品を制作・販売しています。

北アフリカで仕入れた皮をフランス国内で加工しています。

フランス、ベルギー、ドイツに営業所を構えるなど、ヨーロッパに販売網を敷いています。

セーヌ・エ・マルヌ経済振興公社に、日本進出のための支援を求めているわけです。


「オークウッド」ウェブサイト


おまけ1

せっかくパリ市内に来たので、夕食はラーメンにしようと思ったのですが…

行列のできるラーメン・ウィーク

…諦めました。

「広報のきれいなお姉さん」は元気に?勤務していました。

おまけ2

ノルマンディーの旅シリーズは全5回です。

もはやシリーズでなくなってしまいましたが、どうぞご期待ください。

2014年1月19日日曜日

ノルマンディーの旅 ― オンフルール

1月18、19日(土、日)はノルマンディーへ。

友人がこの地方の4つの町を案内してくれました。

ルーアンで合流して最初に向かったのは、港町オンフルール(Honfleur)。

オンフルールが誇る風景

この風景を描くためにたくさんの印象派の画家たちがこの町を訪れました。

そのため、町の至る所に画廊があります。

サント・カトリーヌ教会

ヨーロッパの教会は石で造られたものがほとんどです。

しかし、オンフルールのサント・カトリーヌ教会はほぼ木造です。

屋根も柱も木製

フランスの多くの大聖堂や教会は戦争や火災に見舞われています。

よくぞ戦火を免れたものです。

この町でもひときわ古い建物が

カナダのケベック州はフランス語と英語が公用語になっています。

ケベック州に植民地を開いたのはサミュエル・ド・シャンプランという探検家です。

彼はこの町からケベックへ出発しました。

そのことを記す標示がこの古い建物の壁に飾られています。

観光も重要な産業

観光地としても人気があります。

港町らしく、シーフードレストランがたくさんあります。

潮の香りに満ちたこの町は、案内してくれた友人のお気に入りなのです。

車がなければなかなか来れないみたいですが…。


フランス観光開発機構
http://jp.rendezvousenfrance.com/information/24179