2014年4月27日日曜日

復活祭

4月21日(月)は復活祭(Pâque)の祝日でした。

休日を利用して、友人とパリ観光しました。

リフティング!

モンマルトルの丘でリフティングショー。

岬太郎君の再来ですね。


ヨーロッパでは復活祭にイースターエッグを食べる習慣があるそうです。

この時期、卵や動物たちのチョコレートが店頭に並びます。

職場で勧められたので、勢いで買ってしまいました。

ニワトリヾ(*´∀`*)ノ

ジェフ・ドゥ・ブルジュ(Jeff de Bruges)はセーヌ・エ・マルヌ県に本社を置くチョコレート店です。

パリ市内でも数店舗展開しています。

おいしそうなニワトリさんをさっそくいただきました。

ニワトリ~ヾ(゚Д゚)ノ

ニワトリさんの中はやはり空洞でした…

さて、なんだかニワトリさんの巣がバスケットに見えてきました。

さらに、ニワトリさんの卵がボールに見えてきました。

なので、勢い余ってボールを買ってしまいました。

バスケットは好きですか?

はい、バスケットマンですから。

2014年4月23日水曜日

ソレイユ・ルヴァン・シェ・ラヴィニア

5月5日(月)、日本酒販売告知イベントが開催されます。

その名も「ソレイユ・ルヴァン・シェ・ラヴィニア

(ソレイユ・ルヴァンは「朝日」や「日の出」を意味します)。

時間は16時から22時。

場所はパリ1区マドレーヌ通りにあるワインブティック「Lavinia」。

入場は無料です。

イベントのロゴ(Laviniaのホームページより)


当日は、日本酒に関する講演や日本酒試飲会が予定されています。

日本各地から10名の蔵元が来仏し、それぞれのお酒の特徴を説明してくれます。

日本酒だけでなく、日本製のウイスキーも試飲できます。

さらに、日本文化紹介ブースも設営されるそうです。


私も通訳として参加する予定です。

日本酒好きの皆さん、どうぞ会場に足をお運びください。


ソレイユ・ルヴァンのウェブサイト
http://www.lavinia.fr/fr/pages/soleil-levant-chez-lavinia



2014年4月20日日曜日

ディズニースタジオ・パリ

セーヌ・エ・マルヌ県にあるディズニーランドには、パークだけでなくスタジオもあります。

ライドアトラクション以外に、映画スタジオ展示やショーが充実しています。

金曜日の勤務は夕方5時まで。

そうだ、仕事帰りにディズニーを散歩しよう。

ディズニースタジオへようこそ

パリでは、この季節は夜9時ごろまで暗くなりません。

スタジオの開園は午前10時から午後7時。

パークは午前10時から午後10時です。

ウォルトさんとミッキーさんがお出迎え

そういえば、パリのディズニーではまだ一度もアトラクションに乗ったことがありません。

散歩だけでも楽しいからいっか。

タワー・オブ・テラー

ミッキーさんの後ろに見えるのは…

カリフォルニア・アドヴェンチャーで私にとどめを刺したあのアトラクションですね。

一緒に行ったメジャーリーガーたちの真の偉大さを思い知った日でした。

アート・オブ・ディズニー・アニメーション

こういったギャラリーは一人でも楽しめますね。

みんなでお絵かき!

ドナルドダックさんのガールフレンドはデイジーさんです。

調べて初めて知りました。

子供たちがたくさん参加しているのは、今バカンス期間だからです。


おまけ

本日のお城

ディズニーランド・パリのこの時期のテーマは「スウィング・イントゥ・スプリング」。

かわいいアニマルたちが演奏していますね。

2014年4月19日土曜日

4月中旬のパリ ― シャトーダン通り

打ち合わせが終わり、次の面会まで時間がある。

さて、何をしようか。

そうだ、パリ市内を散歩しよう…

…毎度同じパターンですんませんです。

ヴィクトワール広場

兵庫県パリ事務所から東に5分歩くとヴィクトワール広場があります。

中央にはルイ14世の騎士像が立っています。

このようなモニュメントに何気なく遭遇してしまうのも、パリの散歩の楽しさの一つです。

「神に誓って交通ルールは守りましょう」

こちらはノートルダム・デ・ヴィクトワール教会

ルイ13世の命で1656年に建設が始まりました。

内部では観光客よりも熱心な信者さんを多数見かけました。

ラテン語の文字が多くみられる教会です。

ちなみに、教会の前では子供たちの自転車講習会が開かれていました。

神様が見ていると子供たちも無理な運転はしません、たぶん。

旧パリ証券取引所
1826年完成の建物。

かつてのパリ証券取引所です。

現在は取引市場歴史資料館として利用されているそうです。

フランスでは「マクドー」

なんだかおしゃれなマクドナルド。

営業時間は7時から深夜2時まで。

フランスのマクドナルドは24時間営業ではありません。

マクドナルドで食事をする友人には「ボン・マクドー」と声をかけましょう。

さて、ここからシャトーダン通りに入ります。

ノートルダム・ドゥ・ロレット教会

ここにも立派な教会があります。

壁と天井に飾られた美しい宗教画は圧巻です。

「栄光は神の卓越の内に」

わずか1時間の散歩で素晴らしいものを十分に見ました。

本日の締めはこちら。

サント・トリニテ教会

1861年着工のサント・トリニテ教会

内部には三位一体(トリニテ)を表す有名な句「父、子、精霊」の文字が刻まれています。

そして荘厳な宗教音楽を奏でるパイプオルガンが響きわたります。



2014年4月18日金曜日

パリ国際大学都市7

パリ国際大学都市には緑がたくさん。

居住環境が素晴らしいです。

スウェーデン館

他の館と比べるとこじんまりとして、とてもかわいらしい館です。

かつてブラサージュ希望を出した館の一つです(却下されました)。

日本館の向かいにあります。

ピエール・エ・マリ・キュリー館

偉大なノーベル賞夫婦の名が付けられたメゾン。

本館に二つの離れが結ばれています。

学生寮というよりもはや貴族の別荘です。

カナダ館

かなり新しく、きれいな建物です。

そして赤い。

あの屋根裏部屋が気になりますね。

メキシコ館

一際異形の建物。

頻繁にパーティーが開催される館の一つ。

ラテン系のノリをなめてはいけません。

ブラジル館

ノリならこちらも負けてはいません。

ここでは毎日がパーティーだ!

サッカーワールドカップはここで観戦したいかも。

いろんな意味で人気の館です。

インド館

各階に備わっている6口のコンロの上には常にカレー鍋が乗っています。

館内は香辛料の香りで満ち、ときには館外からでもその香りを堪能できます。

そういえば外壁もカレー色ですね。

ナンを焼くためのオーブンは備わっているのでしょうか。

どなたか潜入調査してください。

イタリア館

ちょい悪おやじ研究者が住んでいそうな、ピンクの壁がおしゃれなイタリア館。

ここでの暮らしでは、ピザとパスタがあれば他に何もいりません。

ん、私の主食もパスタですが、何か?


というわけで、パリ国際大学都市のどこかの館で一大イベントを企画中。

うまくいくといいな。

2014年4月17日木曜日

パリ国際大学都市6

過去、「パリ国際大学都市」シリーズでは日本館とスイス館を紹介してきました。

しかし、他の館を紹介しないのは不公平だという批判を約1名から受けました。

うむ、おっしゃる通りです。

なので、大学都市内の他の館を巡ってみることにしましょう。

カンボジア館

カンボジア館の各部屋はかなり近代的な設計です。

シンボルは入り口に立つ2つの像。

現地の守り神かな?

ハインリッヒ・ハイネ館(ドイツ館)

ドイツの国のメゾンはこちらです。

しかし、大学都市内にはドイツさんが建てたドイツ館があるそうです。

なので、それと区別するために、こちらは通常ハインリッヒ・ハイネ館と呼ばれます。

地下のカフェテリアはなかなかのお味。

各部屋が狭すぎるのが難点です。

スペイン館

この館にはレストランが併設されています。

料理する時間を惜しむ研究者たちに重用されています。

建物の入り口には情熱の真っ赤な薔薇が咲いていました。

レバノン館

部屋には奥行きがあり、比較的広いので、意外と評判のいいレバノン館。

かつての私の本拠地です。

レバノンの第二言語は実はフランス語です。

イギリス館

赤いレンガ造りのおしゃれな建物。

管理人常駐で、セキュリティーは万全です。

スコッチウイスキーがパーティーの定番です。

ベルギー館

外観、部屋の広さ、ロケーションの良さ。

大学都市内で1,2を争う人気の館です。

ここに住めば薔薇色のパリ生活が送れるでしょう。

「パリ国際大学都市、広いでしかし」

散策は続きます。

2014年4月12日土曜日

4月中旬のパリ ― テュイルリー庭園

コンコルド広場の旧称は「ルイ15世広場」と「革命広場」

フランス革命中、ルイ16世とマリー・アントワネットの処刑が行われました。

コンコルド広場

ここからテュイルリー庭園に入ります。

テュイルリー庭園

ここにはかつてテュイルリー宮殿がありました.

しかし、1871年のパリ・コミューンの際に焼失してしまいまいた。

現在、庭園はパリ市民の憩いの場となるとともに、多くの観光客が散策を楽しんでいます。

カルーゼル庭園

それにしても、木曜の夕方なのですが皆さんのんびりと過ごしていますね。

歩みを続けると、カルーゼル凱旋門が見えてきます。

カルーゼル凱旋門

エトワール凱旋門と同じ年に設計された凱旋門ですが、大きさは半分です。

やはりナポレオン1世の戦勝記念で建設されました。

凱旋門をくぐるとルーブル宮殿が見えてきます。

ルーブル・ピラミッド

ルーブル美術館、久しぶりに行きましょうか。




2014年4月11日金曜日

4月中旬のパリ ― サントノーレ通り

天気がいい日はパリ中心部の散歩などいかがでしょうか。

2区のパレ・ロワイヤルから出発します。

パレ・ロワイヤル中庭

ルイ13世の宰相リシュリューの屋敷であり、幼少時のルイ14世の王宮でした。

フランス革命以降はアパート、劇場、証券取引所などとして利用されてきました。

1階の回廊にはブティックや骨董品屋が並んでいます。

パレ・ロワイヤル回廊

サントノーレ通りは高級ブティックが立ち並ぶおしゃれな通り。

街並みも素敵です。

通り沿いのアパルトマン

サン・ロッシュ教会がサントノーレ通りに建設され始めたのは1653年。

サン・ロッシュ教会外観

芸術性の高い数多くの絵画、天井画、彫像を見ることができます。

また、教会入り口にはそれぞれの絵画の解説があります。

教会内に飾られた宗教画の数々

ヴァンドーム広場はルイ14世の栄光を讃えるために整備されました。

中央には、ナポレオン1世が戦勝を祝賀して建てた円柱があります。

残念ながら、その周辺の建物の多くは現在改修中でした。

ヴァンドーム広場

ノートルダム・ドゥ・ラソンプシオン教会は1670年から76年の間に建設されました。

円形の比較的小さな教会です。

ノートルダム・ドゥ・ラソンプシオン教会外観

この日の散策はまだ続きます。

2014年4月8日火曜日

4月上旬のパリ郊外 ― サン・ドゥニ

パリの東のはずれから、北のはずれに移動しましょう。

やって来ました、サン・ドゥニです。

前回、中に入るのを諦めた王家の墓を見に来ました。

しかしなんと、この日は宗教行事のために午後3時から閉館でした。

儀式が始まりました

さすが大聖堂、いろんな仕事をしています。

このまま帰宅するのは悔しかったので、観光案内所に行きました。

すかさず勧められたのは考古学発掘現場。

観光案内所の隣でした。

マリオのキャラクターをイメージしているのでしょうか

まさかとお思いでしょうが、あのキノピオが発掘現場です。

サン・ドゥニは古い街なので、さまざまなものが出土するそうです。

発掘現場

発掘は市の職員やボランティアが行っています。

とボランティアガイドのお茶目なお姉さんが言っていました。

キノピオの頭の中

こちらは15世紀頃に立てられた家の考証現場。

普仏戦争時に10歳の少年が書いた、緊迫したメモ書きなどが柱に刻まれていました。

去り際に、お世話になったお茶目なガイドさんと話をしました。

そしてすかさず勧められたのは近所の博物館。

ギリシア風の建物が…

博物館ではありません。

中ではビデオ芸術作品の展示をしていました。

サン・ドゥニ市美術・歴史博物館はこの建物の隣です。

2Fには近代の美術品

3Fには1871年のパリ・コミューンに関する資料が多く展示されていました。

そして1Fにはサン・ドゥニ近辺の出土物が展示されていました。

この博物館の入場料は5ユーロ、本日無料。

さすがサン・ドゥニ市、街ぐるみで観光案内のいい仕事をしています。

最後に訪れたのが、スタッド・ド・フランス

この競技場があるポルト・ドゥ・サン・ドゥニ駅はよく利用していました。

というより、かつて1か月間暮らした場所に再び帰ってきました。

ちょっと懐かしいかな。

8万人収容

以前にも少し書きましたが、サン・ドゥニは再開発が進んでいる地区です。

サン・ドゥニ再開発計画

駅前には大きなホテルが建設され、道路は広くなります。

オフィス用物件が多数提供されます。

一般ないし学生向けの住居が多数確保されます。

新たなトラムとメトロが走ります。

さすがサン・ドゥニ市、いい仕事をしています。