2014年4月8日火曜日

4月上旬のパリ郊外 ― サン・ドゥニ

パリの東のはずれから、北のはずれに移動しましょう。

やって来ました、サン・ドゥニです。

前回、中に入るのを諦めた王家の墓を見に来ました。

しかしなんと、この日は宗教行事のために午後3時から閉館でした。

儀式が始まりました

さすが大聖堂、いろんな仕事をしています。

このまま帰宅するのは悔しかったので、観光案内所に行きました。

すかさず勧められたのは考古学発掘現場。

観光案内所の隣でした。

マリオのキャラクターをイメージしているのでしょうか

まさかとお思いでしょうが、あのキノピオが発掘現場です。

サン・ドゥニは古い街なので、さまざまなものが出土するそうです。

発掘現場

発掘は市の職員やボランティアが行っています。

とボランティアガイドのお茶目なお姉さんが言っていました。

キノピオの頭の中

こちらは15世紀頃に立てられた家の考証現場。

普仏戦争時に10歳の少年が書いた、緊迫したメモ書きなどが柱に刻まれていました。

去り際に、お世話になったお茶目なガイドさんと話をしました。

そしてすかさず勧められたのは近所の博物館。

ギリシア風の建物が…

博物館ではありません。

中ではビデオ芸術作品の展示をしていました。

サン・ドゥニ市美術・歴史博物館はこの建物の隣です。

2Fには近代の美術品

3Fには1871年のパリ・コミューンに関する資料が多く展示されていました。

そして1Fにはサン・ドゥニ近辺の出土物が展示されていました。

この博物館の入場料は5ユーロ、本日無料。

さすがサン・ドゥニ市、街ぐるみで観光案内のいい仕事をしています。

最後に訪れたのが、スタッド・ド・フランス

この競技場があるポルト・ドゥ・サン・ドゥニ駅はよく利用していました。

というより、かつて1か月間暮らした場所に再び帰ってきました。

ちょっと懐かしいかな。

8万人収容

以前にも少し書きましたが、サン・ドゥニは再開発が進んでいる地区です。

サン・ドゥニ再開発計画

駅前には大きなホテルが建設され、道路は広くなります。

オフィス用物件が多数提供されます。

一般ないし学生向けの住居が多数確保されます。

新たなトラムとメトロが走ります。

さすがサン・ドゥニ市、いい仕事をしています。

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