2014年6月26日木曜日

夏のソルド

フランス夏のソルドが始まりました。

ヴァル・ドゥロップのショッピングモールは普段よりさらに混雑していました。

さて、かねてからこのようなご依頼をいただいていました。

「アウトレットはバーゲンセールを行うのでしょうか。

優秀な探偵さん、調査してください。」

体は大人、頭脳は子供の迷探偵Yukiさんが真相の究明にあたりました。

最大50%引き

結論:バーゲンセールをしています。

おしまい。


…これで終わってはあまりにも寂しいので、多少の補足を。

調査したのはヴァル・ドゥロップにあるアウトレット「ヴァレ・ヴィラージュ」。

ヴァレ・ヴィラージュのメインストリート

なお、ヴァレ・ヴィラージュについては過去のブログもご覧ください。

https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=1017661634928183888#editor/target=post;postID=2007429366245395492;onPublishedMenu=posts;onClosedMenu=posts;postNum=119;src=postname

当然ですが、全ての商品がバーゲン対象というわけではありません。

店内全体にセール品を陳列している店もあれば、ほんの一角だけに置いている店もあります。

ソルドの表示も控えめです。

それでも、普段よりもさらに安くなっているアウトレットの商品は大人気。

こちらのお店では初日から大混雑でした。

フランスのワニのお店

お気に入りのデザインとぴったりのサイズがあればいいですね。

他方、ショッピングモールの方も負けてはいません。

靴は私を幸せにしてくれるそうです

モール内の店舗ではソルドを大々的に宣伝しています。

というわけで、気楽にソルドを満喫したい皆さま。

一つのエリアで欲しいものが揃う、セーヌ・エ・マルヌ県のヴァル・ドゥロップにぜひお越しください。

セーヌ・エ・マルヌ県経済振興公社より

2014年6月25日水曜日

ワールドカップ3

日本対コロンビア戦はパリ国際大学都市日本館で観戦。

居住者有志がパブリックビューイングを企画してくれました。

観戦中

残念ながら、日本はコロンビアにも負けてしまいましたね。

4年後、さらに強くなった日本代表を見れることを期待しています。

岡崎選手ゴール!

さて、フランスでは本日から夏のソルド(バーゲンセール)が始まります。

7月29日まで続きます。

なお、この国ではソルドの期間は法律で決められています。

せっかくの機会なので靴下でも買いに行きましょうか。

過去のブログ:
https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=1017661634928183888#editor/target=post;postID=4775745022241046302;onPublishedMenu=posts;onClosedMenu=posts;postNum=110;src=postname


先週末は音楽祭(フェット・ドゥ・ラ・ミュージック)でした。

今週末は映画祭(フェット・ドュ・シネマ)です。

3.5ユーロで映画を見れます。

昨年11月に日本で公開された高畑勲監督の「かぐや姫の物語」も上映されます。


フェット・ドュ・シネマのウェブサイト(フランス語)
http://www.feteducinema.com

2014年6月24日火曜日

6月下旬のパリ ― シャルレティ

勤務後にパリ市内に向かう車内で女性に話しかけられました。

話を聞いてみると、3年間日本語を勉強していて、2月に日本に行ったとのこと。

日本人だという確信があったので、思い切って声をかけたそうです。

なぜ日本人だと分かったかって?

大学名と名前と背番号の刺繍が入ったカバンを私が持っていたからだそうです。

そんなカバンでパリ市内をうろついて恥ずかしくないのか!というごもっともな意見はさておき…

家族の話から始まり、その人の日本旅行のことや、私のフランス生活のことなど、たくさん話をしました。

こんなことって実際にあるんですね。

あ、その人の名前も連絡先も聞いていませんよ。


近年、パリ市はオリンピック開催地に何度も立候補してはその度に苦杯をなめてきました。

パリの南端にあるシャルレティ競技場は会場予定地の一つだったそうです。

シャルレティ競技場、午後10時

シャルレティ競技場で思い出すのはなぜかサッカーJ2カマタマーレ讃岐です。

NHKがカマタマーレのMFアンドレア選手を取材したとき、通訳をしました。

話を聞くと、彼は日本に来る前にシャルレティ競技場でよく練習していたというのです。

アンドレアさん、頑張れ!


さて、毎週月曜日はケバブの日。

週に一度はケバブを食べたくなります。

男子ケバブ会、午後10時15分

あ、ケバブは中東の料理です。

比較的安くてお腹がふくれるので、旅先などで重宝するのです。

ちなみに、真ん中の男はケバブとバーガーとポテトを食べて炭酸ジュースを2本飲んでいます…


日本でもそうだと思いますが、ワールドカップ開催中はどこのカフェバーも客でいっぱいです。

カフェバー、午後10時30分

おっ、観戦中にブラジルのネイマール選手が2点決めました。

ブラジル、強いですね。

明日は日本対コロンビア、もちろん見ますよ。

日本頑張れ!

2014年6月22日日曜日

フェット・ドゥ・ラ・ミュージック

6月21日(土)、22日(日)、音楽の祭典「フェット・ドゥ・ラ・ミュージック」が開催されています。

会場はパリ市内全体。

コンサート会場はもちろん、広場、路上など至る所でライブ演奏を見ることができます。

今回は余計なコメントなしでいきましょう。

ダンフェール・ロシュロー

クリュニー・ラ・ソルボンヌ

サン・ミシェル・ノートル・ダム

サン・ルイ島

サン・ジェルベ広場

バスティーユ

リシャール・ルノワール

オーベルカンフ

レピュブリック

路上ライブを駆け足で回りました。

どこも人でいっぱいでした。

そういえば、グラン・パレやルーブルでも大きなコンサートが開催されているとか。

次回はそういった場所にも音楽を聴きに行ければいいと思います。

2014年6月21日土曜日

ワールドカップ2

日本はギリシアと引き分けでしたね。

コロンビア戦に期待しましょう。

本日はフランス対スイスの試合がありました。

フランス人の友人と一緒にレストランバーで観戦してきました。

ヴァンセンヌのレストランバーにて

フランスが5対2で勝ちました。

調子がいいようです。

ベスト4くらいまで進んだらシャンゼリゼ通りの様子をレポートしなければなりませんね。

ベンゼマの幻の6点目に客が怒っていました。

それにしても、審判は何であんなタイミングで試合を終わらせたのでしょうか?

ちなみに、右下の帽子をかぶっている奴はコロンビア出身です。


話は変わって…

現在、ヴァル・ドゥロップ駅前に移動美術館が来ています。

様々な世代の芸術家たちのために、行政や企業の協賛で開催されています。

ソシエテ・ジェネラルといった大手銀行も協賛者です。

移動美術館全景

4月5日から、サン・ドゥニ、エヴリー、マント・ラ・ジョリを回ってきました。

6月7日から22日まではヴァル・ドゥロップ。

ここが最後の移動地となります。

映像を利用したアート

今回のテーマは、プラスティックアート、ストリートアート、ヒップホップ、エレクトリック音楽です。

若い中国人芸術家の作品も

入場は無料。

希望者にはスタッフがガイドをしてくれます。

同僚のバンジャマン(手前)とたまたま遭遇

世界中の芸術家を惹きつけてやまない芸術の都パリ。

若い芸術家に多くの発表の機会と、インスピレーションを得る環境を提供しています。

フランスが芸術大国である理由をこのようなところにも垣間見ることができます。

2014年6月18日水曜日

中世市場都市プロヴァン5

10ユーロの入場料にもかかわらず、ものすごい来場者の数。

ちなみに、コスプレ客は800人とのアナウンスがありましたが、絶対にそれより多いです。

進めません

イベントは街の中だけではありません。

街の外にもお店やイベントがたくさんありました。

歴史を感じさせる外壁

子供向けのイベントも重要ですね。

弓矢の訓練

立派な狩人になってくれることでしょう。

けん玉の修行

大人もはまる中世けん玉の攻撃力は12だそうです。

プロヴァンはかつてのバラの産地

プロヴァン特産バラの花は13ユーロでした。

空家

こちらは空家です。

世界遺産に住んでみたいですね。

休憩所

はしゃぎ疲れたらこちらで一休み。

街のシンボル、セザールの塔とサン・キリアス教会

プロヴァン中世祭り、いかがでしたか?

世界遺産の街全体で開催される、テーマがわかりやすい、来場者参加型である…

完成度が非常に高いイベントです。

おまけ1

中世祭りのパレードの様子をビデオに収めてあります。

興味のある方はこちらのリンクからどうぞ。

http://youtu.be/JWxRY_RRUBE

おまけ2

プロヴァンへの交通手段がもともと少ない上に、国鉄がストライキ中でした。

電車は2~4時間に1本です。

セーヌ・エ・マルヌ・エキスプレスは満員で乗れませんでした。

せっかくのお祭りなので、もうちょっとなんとかしてもらいたいです。

というわけで、気分転換にディズニーランドへ。

本日のお城

2014年6月17日火曜日

中世市場都市プロヴァン4

プロヴァン中世祭りの魅力の一つは街の雰囲気です。

まるで中世のバザーに迷い込んだかのような気分になります。

街中の主要な通りと広場には所狭しと店が立ち並んでいます。

「これであなたも中世人に」

このお祭りでコスプレは基本です。

次回はぜひとも衣装を借りたいです。

職業は何にしましょうか。

「ここは武器の店だ。何にする?」

弓矢が売られています。

ってか、こんなに売れるんですか?

武器のお店はまだまだあります。

「次は槍を装備するでござるかな」

歴戦の鎖帷子戦士も迷うほどの品揃え!

「こちらは防具の店です。鉄仮面が当店の一番人気です」

このお店では鉄仮面が100ゴールド、じゃなかった、100ユーロ前後で売られています。

皮の鎧は180ユーロでした。

「旅のよろずやだよ」

店員ももちろん商人の衣装です。

値札がない商品は交渉次第?

「聖なる機織りで織られた生地はいかがですか?」

中世の旅人の服を自分で作りたければ、この生地を使いましょう。

一巻き3ユーロ

「装飾品を見につけてステータスを上げてね」

中世の魔力を秘めたアクセサリーの数々が店頭に並んでいます。

装備する前に、呪われていないかを店員さんに確認しておきましょう。

さて、ここからは食べ物のお店です。

肉屋さん

街の入り口では豚の丸焼きが傷ついた旅人を迎えてくれます。

パン屋さん1

パンがでかい。

フランスのパンはどれもおいしそうなので困ります。

お菓子屋さん1

マカロンが並んでいます。

バラやラベンダーのマカロンは見た目も鮮やか。

10個10ユーロ

パン屋さん2

屋外でパンを焼いています。

この商法の誘惑度は桁違いです。

お菓子屋さん2

12世紀から15世紀のレシピで作られたお菓子。

一見頼りなさそうなおじさんですが、中世の商人をなめてはいけません。

カモの日本人を見つけるやいなや、熱くて甘いお菓子トークが始まります。

というわけで、中世祭りレポートの最終回はイベント編です。

2014年6月16日月曜日

中世市場都市プロヴァン3

6月14日(土)と15日(日)、世界遺産都市プロヴァンで第31回中世祭りが開催されました。

中世においてプロヴァンは交易の要所でした。

商人、騎士、農民その他様々な人々がここを訪れては、交流に勤しんでいたことでしょう。

その当時の雰囲気を楽しめるお祭りが、この「プロヴァン中世祭り」なのです。


ところで、駅前でこんな看板を見つけました。

鍵開け業者?

お相撲さんと鍵がどのような関係にあるのかはよくわかりません。

気を取り直してお祭りの会場へ向かいましょう。

レンタル衣装

新市街地でレンタル衣装店を数件見つけました。

このような店が必要である理由は会場に着くとすぐにわかります。

さて、このお祭り、入場料は10ユーロです。

聞いていないんですが…

とはいえ、せっかくここまで来たので10ユーロ払って中に入りましょう。

戦士と魔法使い?

そう、多くの訪問者がコスプレを楽しんでいるのです。

戦士、魔法使い、神官、商人、王、姫、妖精、魔族など、いろいろいます。

騎士団、というより盗賊団?

街は人でいっぱいです。

獣人?

人でないのもいっぱいです。

これは何ですか?

イベントも盛りだくさん。

広場では騎士が戦っていました。

決闘

お祭りに音楽は欠かせません。

RPGで街を探索しているときのような陽気なBGMが街中に流れています。

音楽隊

運営する人も訪れる人も一緒になってお祭りを盛り上げているんですね。

レポートはまだまだ続きますよ。