フォンテーヌブロー城は世界遺産として有名ですね。
もう一つの傑作であるヴォー・ル・ヴィコント城はこんなお城です。
裏側(駐車場側)
ヴォー・ル・ヴィコント城は17世紀中葉に建築されました。
初代城主ニコラ・フーケは、当時最高の建築家、画家、造園家に建築を委ねました。
完成された見事な城と庭園はルイ14世の不興を買いました。
一方で、ニコラ・フーケは逮捕、収監されました。
他方で、建設に携わった芸術家たちはヴェルサイユ宮殿を建設しました。
宮殿はヴォー・ル・ヴィコント城をモデルにしているのです。
王の寝室
フォンテーヌブロー城やヴェルサイユ宮殿ほど観光客は多くないようです。
なので、城内を比較的ゆっくりと見て回れるでしょう。
図書室
こういった図書室に憧れます。
読書に勤しみたい今日この頃です。
楕円形の間の天井画
入り口の部屋の奥には楕円形の間があります。
古代ローマ帝国の皇帝たちの像がそこに並べられています。
ビュッフェの間
テーブルの奥には17世紀の祝宴の映像が流されています。
その華やかな祝宴がニコラ・フーケの悲しい命運を決めてしまったのですが。
城のドームより
ドームに登ると庭園はもちろん、はるかムランの街を見渡せます。
ドームへのアクセスは別途3ユーロかかります。
噴水越しに
お城を見学した後は庭園を散歩しましょう。
見る場所によって城は様々な表情を見せてくれるでしょう。
城正面
ヴォー・ル・ヴィコント城はセーヌ・エ・マルヌ県の県庁所在地ムラン中心部から6km。
3月末から11月初めまでの土日祝、ムラン駅からシャトルバスが出ています。
片道4ユーロ、学生料金で2ユーロ。
ヴォー・ル・ヴィコント城の入城料は16.5ユーロ。
また、土曜日の夜、城はキャンドルで彩られます。
幻想的なディナーが楽しめるそうです。
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