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2014年9月1日月曜日

マルヌの高級住宅街シェル

シェルはセーヌ・エ・マルヌ県のコミューンです。

県内一の人口を誇ります。

シェル駅前

シェルはRER E線の終点。

パリ北駅から20分ほど。

古い歴史、閑静な住宅街、豊かな自然が共存しています。

この住環境の良さが、パリで働き、学ぶ多くの人を引きつけます。

城跡?

さらに、パリ東大学があるノワジー・シャンまでバスで15分。

モーまで電車で20分。

シャルル・ド・ゴール空港までセーヌ・エ・マルヌ・エクスプレスで30分です。

マルヌ川

パリ郊外は治安が悪いと言われることが多いです。

でも実際は、治安と交通の便がよくて住宅費が安い場所もたくさんあるのです。

友人のおかげでまたこのような発見ができました。

おまけ

8月31日、ついにRER全線を1日で利用しました。

A線:ノワジー・シャンからシャトレ

B線:シャトレからサン・ミシェル

C線:サン・ミシェルからポン・ドゥ・ラルマ

D線:レ・アルから北駅まで

E線:マジャンタからシェルまで

もちろん、ただ単に乗るだけならいつでもできます。

しかし、必要だから利用するとなると、全てに乗ることはなかなか難しいのです。

なので、くだらないことですが、いつか実現したいと思っていたのです。

2014年8月21日木曜日

中世市場都市プロヴァン7 ― プロヴァンバラ園

さて、プロヴァン音楽アカデミーのコンサートの前にはプロヴァンバラ園に行きました。

かつて、プロヴァンはバラの有名な産地でした。

この私有のバラ園は、伝統のプロヴァンローズを大事に守り続けているのです。

プロヴァンバラ園

園内にはプロヴァンローズ以外にも様々な種類のバラが咲き誇ります。

その数なんと300種以上!

バラたちに囲まれて、園内では音楽院の教員や生徒によるコンサートが度々開催されます。

園内の様子

園内は様々なコンセプトに沿って整えられています。

オリエント、聖堂、エデンの園、印象主義…

所有者のブルノーさんが毎日丁寧に手入れをしています。

プロヴァンローズ

かつては苗木屋だったこのバラ園。

2008年に開園しました。

入園料は6.5ユーロ。

日本語のガイドも用意されています。

園内ではバラの香りに包まれて優雅な一時を過ごせることでしょう。

おまけ

プロヴァンからは、セーヌ・エ・マルヌ・エクスプレス50番線に乗って帰りました。

終点はマルヌ・ラ・ヴァレ・シェシーです。

目の前にディズニーランド・パリがあります…。

というわけで、本日のお城です。


ディズニーランド・パリ、23時


プロヴァンバラ園ウェブサイト(仏語)
http://www.roseraie-provins.com

2014年8月20日水曜日

中世市場都市プロヴァン6 ― プロヴァン音楽院

8月19日(火)、プロヴァン音楽院にお邪魔しました。

当音楽院は2つの音楽学校の合併により数年前に誕生しました。

新たな校舎と学園長を得て、活動の幅を大きく拡げてきました。

声楽、ピアノ、ヴァイオリン、ギター、ハープ、フルートなどのクラスを開講しています。

現在、子供から大人までおよそ300人の生徒がレッスンを受けています。

また、2人の日本人が教鞭を執っています。

柔道場やダンスホールも併設されています。

プロヴァン音楽院校舎

この日はまず音楽アカデミーを見学しました。

これは、世界的に有名な音楽家が教師を務める集中レッスンで、今年度から開始されました。

プロを目指す若き音楽生にとって、一流の音楽家の指導を受けられる貴重な機会です。

フランス人のみならず、スペイン人や日本人が受講していました。

アカデミーの科目は声楽、フルート、ハープ。

彼らは朝から晩までレッスン漬けの1週間を過ごします。

さらに、プロヴァンの素敵な一軒家に滞在でき、食事も提供されます。

宿泊先のサロン

次に、学院内で開催されたコンサートを聴きました。

教師陣によるフルートとハープの演奏会です。

地元の人たちがたくさん来場していました。

コンサートの様子

ハープを演奏している方が、今回招待してくれた東海林悦子さん。

2001年からフランスで音楽活動を始めました。

以来、ヨーロッパ各国のコンクールで多くの賞を受賞しています。

現在はパリでハープを教える傍ら、プロヴァンにも指導に通っています。

そして、音楽と観光の分野でプロヴァンの発展に尽力しています。

楽院長

楽院長のセバスチャンさんはコーディネートの天才。

音楽生時代に様々なコンサートを企画・運営しました。

あるとき、先生に言われたそうです。

「君は音楽よりもコーディネートに才能があるね」。

その言葉で目覚めた彼はその後ますます才覚を発揮。

若くしてプロヴァン音楽院の楽院長に抜擢されました。

生徒のために朝食を用意しているのは彼です。

また、プロヴァンに初めて来る生徒の送迎を欠かしません。

この楽院長の存在もプロヴァン音楽院の魅力の一つです。


プロヴァン音楽院ウェブサイト(仏語)
http://www.conservatoireduprovinois.com
プロヴァン音楽アカデミーウェブサイト(日本語)
http://acaprovins.wix.com/japacaprovins

2014年8月10日日曜日

パリ恐怖の館

夏ですね(いつも長袖着てますが)。

夏と言えば、怪談ですね。

怪談と言えば、お化けですね。

お化けと言えば、お化け屋敷ですね。

というわけで、皆さんはパリに「お化け屋敷」があることをご存知でしょうか?

ル・マノワール・ドゥ・パリは、直訳するとパリの館。

どんな館かと言うと…

ル・マノワール・ドゥ・パリ

こんな館でした。

中には語るのもおぞましい数々の亡霊たちがいるだギャ~

そして彼らが突然襲い掛かってくるのだヴァ~

そうして館内には常に悲鳴と叫び声がこだまするゥアチャ~

訪問者は恐怖のどん底に叩き落とされてォヮタ~

館(冥界)入り口

さてさて、この館は確かにお化け屋敷です。

しかし、日本のお化け屋敷とは様相がかなり異なります。

日本ではいかにゲストを脅かすかに重点が置かれます。

それに対して、この館はいわば亡霊をテーマにした劇場なのです。

各部屋で西洋の短い怪談が上演されます。

主題は、オペラ座の怪人、マリー・アントワネット、ルイ14世。

その他、肉屋、病院、兵隊など…。

役者はおそらくプロ。

入館者と会話をするなど、アドリブも盛り込んでいます。

ミナサマノホウモンヲオマチシテイマスウキキキキ

ネタバレ注意かと思いきや、そうではないようです。

館から無事に生きて脱出する際に、(まともな!)スタッフと話をしました。

上演されるストーリーは頻繁に入れ替わるそうです。

なので、知人に積極的に話してくれたほうが嬉しいとのことです。

というわけで今回のブログ掲載となりました。

実際に何があるのかは(命がけで!)自分の眼で確かめてみてください。

名称Le Manoir de Paris。

住所18 rue de Paradis 75010。

入館料25ユーロ(学生料金22.5ユーロ)。

館内での所要時間は約1時間です。


ル・マノワール・ドゥ・パリ ウェブサイト
http://lemanoirdeparis.fr/accueil/(仏語、英語)

2014年8月9日土曜日

8月上旬のパリ

久しぶりにパリ市内へ。

まずはパリ国際大学都市日本館の「お盆の小宴」へ。

手作りの寿司や肉じゃがなどをいただきました。

メインの巻きずしですね

これだけの量の料理を準備するのは相当大変だったと思います。

どうもありがとうございました。

デザートのすいかですね

お開きになったところで、パリ市内のバーに移動。

友人が旅立つので、別れの挨拶をしに行きました。

愛称はベベ(左)

彼とは16年前に日本で出会いました。

そのとき彼は11歳でした。

その後、2007年にフランスで偶然に再会しました。

2007年から2008年にかけて多くの時間を共に過ごしました。

私は一度日本に帰国しましたが、2008年末にアメリカで再会しました。

カリフォルニアのベベ(右端、2008年撮影)

そして2013、14年と、再び時間を共有することになりました。

彼は私の教え子であり、後輩であり、戦友です。

その彼がフランスを離れ、オーストラリアで暮らすことを決心しました。

恋人との人生を続けるための決断だと言っていました。

フランスにもう戻らないかもしれないそうです。

会話の中で、彼の将来についての深慮と人生の選択を見ました。

ならば、彼に対して多くの言葉はもはや不要でしょう。

ただ一言「今度はオーストラリアで会おう」。

新たな人生に幸いあれ。

パリ・ノートルダム大聖堂、午前0時

2014年7月14日月曜日

革命記念日

7月14日は「カトルズ・ジュイエ」。

「フランス国民祭」や「革命記念日」などと言われる祝日です。

この日、パリ市では様々なイベントが開催されます。

午前中はシャンゼリゼ通りで軍事パレード。

戦車の行進

多数の戦車がシャンゼリゼ通りを行進します。

戦車で記念撮影

他の通りで停車中の戦車と記念撮影ができます。

軍の兵士たちはみな親切です。

航空ショー

突然飛んできたのでこの写真を撮るので精一杯でした。

もっといい写真が見られるインターネットサイトがありますので、そちらを検索してください。

群衆

シャンゼリゼ通り沿いは見物客でいっぱいです。

消防士が行進するとき、一際大きな歓声を受けていました。

馬の行進

ところ変わってバスティーユ。

騎兵隊も行進します。

なお、日本では馬は軽車両扱いです。

気球

気球も飛びます。

午後から久しぶりの青空が広がりました。

ここ1週間はとても寒く、セーターと上着を着て外出していました。

エッフェル塔と自由の女神像

夜はエッフェル塔付近で花火が上がります。

他にも、ルーブル美術館入館無料、オペラバスティーユ観劇無料などのサービスが。

このように、7月14日は一日を通してイベント盛りだくさん。

フランス国民のためのお祭りなのです。


さて、明後日からしばらく旅に出ます。

セーヌ・エ・マルヌ県経済振興公社に赴任して初めての休暇です。

旅に出ている間はブログを更新できません。

皆さま、どうぞよいヴァカンスを。

2014年7月13日日曜日

パリ国際大学都市10

7月11日(金)は音楽の夕べ。

稲葉信也さんの個展をを途中で退席して向かったのが、もはやお馴染みのパリ国際大学都市日本館。

ベル・ドゥ・ニュイ(Belle de nuit)」と題されたコンサートが開催されました。

ピアノとクラリネットの演奏と、ソプラノの歌声が館内に響きました。

多くの人が口を揃えて言いますが、この水準のコンサートを無料で聴けるのはうれしい限りです。

楽曲は、シュポア、シューマン、ベルリオーズなど

パリで学ぶ若きミューズたちがコンサートの主役です。

左から、大西康世さん、白井万椰さん、岡林亜沙美さん、田中絵里さん

彼女たちは世界最高峰の音楽院で日々鍛錬に励んでいます。

ピアノの大西さんはパリ・エコールノルマル音楽院在籍。

ショパン研究に従事し、現在はマリー=カトリーヌ・ジロー氏に師事しています。

関西出身の彼女は幼少期から様々なコンクールやコンサートに参加。

また、ニース夏季国際音楽アカデミーに参加するなど、活動の幅をますます広げています。

ピアノの白井さんはフランス地域圏立音楽院在籍

コンセルティスト課程(プロ演奏家養成課程)に在籍しています。

なお、大阪府出身で、西宮市で音楽を学んでいました。

兵庫県に所縁のある方です。

クラリネットの岡林さんはパリ・エコールノルマル音楽院在籍。

現在はギイ・ダンガン氏の元で研鑽を積んでいます。

今年度、クラリネット科演奏家課程を審査員満場一致の一等で修了したのこと。

おめでとうございます。

ソプラノの田中さんは以前にもご紹介しましたね。

パリ・エコールノルマル音楽院所属です。

https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=1017661634928183888#editor/target=post;postID=2904399618419394047;onPublishedMenu=posts;onClosedMenu=posts;postNum=68;src=postname

ありがとうございました

2014年7月8日火曜日

7月上旬のパリ ― 自由の女神像

7月上旬は、くまモンに会ったりお客様を県内の施設に案内したりと、なかなかたいへんでした。

そんなときには息抜きでパリ市内を散策しましょう。

今回はパリ西部です。

自由の女神像(パリ)

自由の女神といえば真っ先にニューヨークを思い出します。

リバティ島にある巨大な女神像を大学時代に訪れたことがあります。

この像がアメリカ合衆国とフランスの友情の証として、フランスにより寄贈されたことは有名ですね。

寄付金によりフランス国内で仮組みまで造られた後、分解されて船で運ばれたのです。

パリの自由の女神像には登れません

他方、パリの自由の女神像はパリに住むアメリカ人たちから寄贈されました。

除幕式は1889年、像はフランス革命100周年記念の贈呈品だったのです。

トレーニング設備

女神像の麓にはなぜかトレーニング設備があります。

最寄り駅は、メトロ10番線シャルル・ミシェルあるいはジャヴェル。

もしくはRER C線ジャヴェルあるいはケネディ・ラディオ・フランスです。

自由の女神像付近からみたエッフェル塔


ここで告知があります。

サッカーのドイツ11部リーグに「FCバサラ・マインツ」というチームが新たに誕生します。

そして日本人選手を募集しています。

兵庫県出身で日本代表の岡崎慎司選手がこのチームのアドバイザー・スポンサーを務めます。

岡崎選手といえば、前日仏交流コーディネーターが高校時代の同級生でしたね。

海外でプレーする機会を日本人に提供したいという想いで、岡崎選手は設立に関わったとのことです。

バサラの名前には、選手たちにダイヤモンドの様に輝いてほしいという願いが込められているそうです。

若い選手がどんどんと世界に飛び出すことで、日本のサッカー界もますます活性化されることでしょう。

世界で戦うことの大切さを身をもって知る岡崎選手だからこその、素晴らしい活動だと思います。

もちろん、岡崎選手がこのチームでプレーするわけでも、コーチをするわけでもありません。

しかし、若い選手たちは一流選手を身近に感じることで、一流選手への道を自ら広げてゆくはずです。

この種のサッカー留学は決して安価なものではありません。

それでも興味のある方は私のところへご連絡ください。

このブログが終了する2014年9月25日前後まででしたら、エージェントにお繋ぎできます。

2014年7月2日水曜日

マルヌ・ラ・ヴァレ都市開発

7月2日(水)、施設見学の通訳を務めました。

テーマは環境配慮型持続可能都市とイノベーション。

それぞれの施設を少しご紹介しましょう。


最初はマルヌ・ラ・ヴァレ開発公社(エパマルヌ)。

都市開発計画や土地管理、市場調査等を行う公的機関です。

RER A線のノワジエル駅から徒歩20分のところにあります。

マルヌ・ラ・ヴァレ地区の都市開発の構想と現状について教えてもらいました。

ディズニーランドパリ周辺の開発もエパマルヌの管轄です。


次に、パリ東ディースクール

デザインシンキングというコンセプトをアメリカから導入しました。

フランスにおける教育は伝統的に知識や理論の習得が基本です。

ディースクールでは、理論よりも実践を重視します。

主題を決めて調査を済ませたら、アイデアをすぐに形にします。

原型を作成し、ヒアリングなどを経て改良を重ね、製品に仕上げます。

このようにして、フランスの新しいエンジニア教育の在り方を追及しています。

こちらの学校は学園都市シテ・デカルトにあります。


エコ開発地区「シコモール」はRER A線のビュシー・サン・ジョルジュ駅近郊。

様々な世代、様々な人種が共存できる空間を目指しています。

なので、教会はもちろん、仏教寺院やモスクも建設されています。

エコの観点では、エネルギー効率を高めた住宅を提供しています。

また、地区で栽培された作物を地区で消費するアグリアーバンを実践しています。

さらに、隣接する森で伐採した木材を燃やして得た熱を各施設で暖房に利用しています。


もう一つのエコ開発地区「モンテヴラン」はヴァル・ドゥロップ駅近郊にあります。

住宅地、オフィスが入居した高層住宅、商業施設が隣接しています。

もちろん、いずれもエネルギー効率を高めた建築物です。

隣のマルヌ・ラ・ヴァレ駅からシャルル・ド・ゴール空港までTGVで10分というアクセスも魅力的です。


サンドボックス212は研究者と学生向けの共用オフィス。

フランスで最初に大学によって設立された共用オフィスです。

このオフィスを利用することで、異なる分野の研究者が同じプロジェクトを進めやすくなります。

フランスではこのようなオフィスが増えつつあります。

なお、オフィスはヴァル・ドゥロップ駅前にあります。


こんな感じの視察ツアーでした。

写真が全然ないじゃないかって?

通訳と先導で写真どころではなかったのです。

なのでこれで勘弁してください。

写真なくても気にしないモン


2014年6月18日水曜日

中世市場都市プロヴァン5

10ユーロの入場料にもかかわらず、ものすごい来場者の数。

ちなみに、コスプレ客は800人とのアナウンスがありましたが、絶対にそれより多いです。

進めません

イベントは街の中だけではありません。

街の外にもお店やイベントがたくさんありました。

歴史を感じさせる外壁

子供向けのイベントも重要ですね。

弓矢の訓練

立派な狩人になってくれることでしょう。

けん玉の修行

大人もはまる中世けん玉の攻撃力は12だそうです。

プロヴァンはかつてのバラの産地

プロヴァン特産バラの花は13ユーロでした。

空家

こちらは空家です。

世界遺産に住んでみたいですね。

休憩所

はしゃぎ疲れたらこちらで一休み。

街のシンボル、セザールの塔とサン・キリアス教会

プロヴァン中世祭り、いかがでしたか?

世界遺産の街全体で開催される、テーマがわかりやすい、来場者参加型である…

完成度が非常に高いイベントです。

おまけ1

中世祭りのパレードの様子をビデオに収めてあります。

興味のある方はこちらのリンクからどうぞ。

http://youtu.be/JWxRY_RRUBE

おまけ2

プロヴァンへの交通手段がもともと少ない上に、国鉄がストライキ中でした。

電車は2~4時間に1本です。

セーヌ・エ・マルヌ・エキスプレスは満員で乗れませんでした。

せっかくのお祭りなので、もうちょっとなんとかしてもらいたいです。

というわけで、気分転換にディズニーランドへ。

本日のお城

2014年6月17日火曜日

中世市場都市プロヴァン4

プロヴァン中世祭りの魅力の一つは街の雰囲気です。

まるで中世のバザーに迷い込んだかのような気分になります。

街中の主要な通りと広場には所狭しと店が立ち並んでいます。

「これであなたも中世人に」

このお祭りでコスプレは基本です。

次回はぜひとも衣装を借りたいです。

職業は何にしましょうか。

「ここは武器の店だ。何にする?」

弓矢が売られています。

ってか、こんなに売れるんですか?

武器のお店はまだまだあります。

「次は槍を装備するでござるかな」

歴戦の鎖帷子戦士も迷うほどの品揃え!

「こちらは防具の店です。鉄仮面が当店の一番人気です」

このお店では鉄仮面が100ゴールド、じゃなかった、100ユーロ前後で売られています。

皮の鎧は180ユーロでした。

「旅のよろずやだよ」

店員ももちろん商人の衣装です。

値札がない商品は交渉次第?

「聖なる機織りで織られた生地はいかがですか?」

中世の旅人の服を自分で作りたければ、この生地を使いましょう。

一巻き3ユーロ

「装飾品を見につけてステータスを上げてね」

中世の魔力を秘めたアクセサリーの数々が店頭に並んでいます。

装備する前に、呪われていないかを店員さんに確認しておきましょう。

さて、ここからは食べ物のお店です。

肉屋さん

街の入り口では豚の丸焼きが傷ついた旅人を迎えてくれます。

パン屋さん1

パンがでかい。

フランスのパンはどれもおいしそうなので困ります。

お菓子屋さん1

マカロンが並んでいます。

バラやラベンダーのマカロンは見た目も鮮やか。

10個10ユーロ

パン屋さん2

屋外でパンを焼いています。

この商法の誘惑度は桁違いです。

お菓子屋さん2

12世紀から15世紀のレシピで作られたお菓子。

一見頼りなさそうなおじさんですが、中世の商人をなめてはいけません。

カモの日本人を見つけるやいなや、熱くて甘いお菓子トークが始まります。

というわけで、中世祭りレポートの最終回はイベント編です。