2014年9月12日金曜日

9月中旬のパリ ― インド人街

展覧会「ジャポニスムからアール・ヌーボーへ」が無事に終了しました。

会場にお越しくださった皆さま、ありがとうございました。


というわけで、晩御飯を食べに行きましょう。

向かったのはインド人街。

通称「カレータウン」とは誰も呼んでいません。

コスプレショップ

パリ10区は人種のるつぼ。

そして少し怪しいお店の数々。

パリにいることをしばし忘れさせてくれます。

ブラディ通り

ブラディ通りというパサージュにはインドレストランが並んでいます。

店の前ではインド人のギャルソンがお客さんを誘っています。

日本人を見つけるとおはようと言ってきます。

店内

店内も当然のことながらインドしています。

ガネーシャさんに見守られながらカレーを食べましょう。

カレー定食

フランス人は一般的に辛いものが苦手。

なので、カレーの味付けもあまり辛くありません。

なんとなく暗いブラディ通り

さて、フランス人と会話をしながらの夕食。

やはり日仏の文化比較で話は盛り上がります。

印象に残った意見は次の2点。

日本関係のイベントがヨーロッパでたくさん開催されているのはいいこと。

だけど、それで日本を知ることができ、日本のものを買えてしまう。

そうすると、高いお金を払って日本に行く必要がなくなる。

つまり、ヨーロッパでのイベントが増えれば、ヨーロッパからの観光客が減る。

ブラディ通りの入り口の一つ

日本人は日本を訪れた外国人に対してすごく親切。

だけど、別れ際に「ボン・ジョルネ(よい1日を)」を言わない。

そのことがすごくショックだった。

若者で賑わうフライデーナイト

ヨーロッパで流行のクール・ジャパンだけが日本文化ではないのですが…

日本語に「ボン・ジョルネ」に対応する言葉がないんですけどね…


…さて、この辺りはパリ市内の中で比較的治安の悪い界隈と言われています。

夜間の女性の路地の独り歩きなどは極力控えてください。

サン・ドゥニ門

インド人街にはメトロ4番線シャトー・ドーが便利です。

歴史的建造物サン・ドゥニ門経由ならストラスブール・サン・ドゥニで降りましょう。

メトロ シャトー・ドー駅

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