2013年4月29日月曜日

赤穂と侍

4月21日、兵庫県赤穂市

赤穂といえば塩と義士。

赤穂では弥生時代に塩の生産が始まったそうです。

江戸時代には、赤穂流の入浜塩田が開発されました。

その製法は香川の丸亀など、瀬戸内海沿岸の都市に拡がりました。

赤穂の塩田の歴史がわかる「赤穂市歴史博物館」

その塩を利用した「塩味まんじゅう」がまた格別です。

さて、義士といえば、ご存知「赤穂浪士」。

江戸城中で事件が起こりました。

赤穂藩主浅野長矩(あさのながのり)が吉良義央(きらよしなか)に切りかかりました。

長矩は即日切腹を命じられましたが、義央にはお咎めなし。

数日後、大石良雄(おおいしよしお)が長矩切腹の報を受けました。

大石良雄の通称が内蔵助(くらのすけ)です。

良雄は葛藤の末に敵討ちを決意します。

長矩が切腹した翌年の同日、12月14日の深夜(日付変わり15日)、討ち入りを決行。

47人の浪士(正確には46人)は江戸の吉良邸へ討ち入りし、義央の首を取ります。

そして、その首を長矩の墓前に捧げた後、自首したのです。

一方で、浪士たちは命を賭けて主君への義を通しました。

他方で、浪士たちは無用の騒乱を起こしました。

二つの価値観で揺れ動いた江戸幕府ですが、結局、全員に切腹を言い渡します。

翌年3月20日、浪士全員が切腹し、事件は幕を閉じます。

やがてこの史実は義勇伝として人々の間に広まり、語り継がれてきたのです。

大石神社前にある大石良雄の像

以上のような赤穂浪士の物語を、実はこれまでよく知りませんでした。

今回の訪問は実にいい勉強になりました。

ところで、ひそかに楽しみにしていた「赤穂の塩ラーメン」を食べそこねました。

それだけが心残りです・・・。


赤穂市HP







2013年4月28日日曜日

古墳と星空

4月14日(日)。

午前は神戸市垂水区五色塚古墳

兵庫県では最大の前方後円墳です。

小学校の遠足で来たのですが、景色がとてもよかったことを覚えていました。

高台からの、街と海と橋の眺めはやはり素敵でした。

ところで、昭和40年に始まった発掘調査は現在では中止されています。

神戸市の予算の都合だそうです。

当時の調査には様々な大学が参加していました。

調査方針の違いなど、いろいろややこしいこともあったそうです。

五色塚古墳から明石海峡大橋を望む

次に兵庫県明石市明石公園へ。

明石公園には何度も来ていますが、散歩をしたことは一度もありませんでした。

明石城跡から明石の街を眺めたり・・・

高校最後の試合をした明石球場を訪れたり・・・

明石城跡から明石市街を望む

最後に、明石市立天文科学館へ。

ここも、小学校の遠足で来ました。

日本で最も長く稼働しているプラネタリウムがあります。

学部時代、富士山で満天の星空を見て、感動したものでした。

プラネタリウムはそんな記憶を蘇らせてくれます。

ちなみに、兵庫県明石市には日本の標準時子午線である東経135度が通っています。

現在の社会の教科書ではそのように書かれてありますね。

私が小学生の頃は、兵庫県西脇市に標準時子午線が通っていると学びました。

この違いは時代のせいなのでしょうか?

それとも、兵庫県民だけ西脇市と学ぶのでしょうか?

天文科学館の入口付近にある標準時子午線

明石市立天文科学館
http://www.am12.jp/



2013年4月22日月曜日

なでしこリーグ

4月13日(土)。

滋賀県甲賀市に、なでしこリーグの試合を見に行きました。

午前5時33分に淡路島で大きな地震があり、夕方まで電車のダイヤが乱れていました。

そのため、家から競技場まで5時間半・・・

午前9時頃の新開地駅

女子サッカーを見るのは初めてでした。

伊賀FCくの一スペランツァ大阪高槻の試合には、日本代表選手も出場していました。

試合は1対1の引き分け、お客さんは1300人ほど入っていました。

天気も良かったし、いろいろと楽しめたので、来てよかったかな。

挨拶をするFCくの一




さて、遠路はるばる滋賀まで来たのは、どうしてもFCくの一が見たかったからではありません。

ジャーナリストの知人にある報告をするためでした。

スペランツァの選手を取材するということで、一緒に試合を見ようと提案してくれたのです。

私、実はジャーナリズムにけっこう憧れているのです。

取材の仕方や記事の書き方などを勉強できました。

曰く、「嘘は書かない、これがかなり難しい」。

取材を受ける選手

京都でスペイン料理をごちそうになりつつ、無事に帰宅できました。


伊賀フットボールクラブFCくの一
http://www.igafc.jp/



2013年4月15日月曜日

国際学会

4月6日。

神戸にある出身大学の研究科で国際学会が開催されることをFBで知り、おじゃましました。

先生方へ挨拶し、後輩たちの様子を見ることができたので、満足です。


私自身も国際フォーラムで英語発表をしたことがあります。

うまくいったとは言えませんが、いい経験ができたことは確かです。

博士後期課程の学生はもちろん、博士前期課程の学生も発表をしていました。

語学力を試すという意味でも、研究成果を見てもらうという意味でも、いい機会になったはずです。

こういった学会を今後もたくさん開催してほしいと思います。

そしていつかまた私にも発表させてください。


それにしても、韓国と台湾の学生の英語力の高いこと。

英語をもっともっと勉強しないといけないと思わせてくれます。

今私に必要なのは英語以上にフランス語なんだけどね。

ってか、早急に何とかしないといけないのはポルトガル語なのですけど。

2013年4月14日日曜日

ポートタワー


諸事情により、一年半ほどブログを書くことになりました。

どうぞお付き合いください。


半年間は日本での活動記録です。

特に兵庫県を再発見したいと思います。

というわけで、元町ポートタワーに行ってきました。


小学生の頃に一度行った記憶があります。

でもあまり覚えていません・・・

入場料は600円です。


どこか新しい街に行くと、高い所からその街並みを眺めたくなります。

パリ凱旋門ボルドーの教会から見た街の景色は今でも鮮明に思い出せます。

最近では、ロッテルダムユーロマストに登りました。


で、タワーからの神戸の街の風景はとても素敵でした。

神戸が山と海に囲まれた街であることを実感できます。

神戸の街並みと六甲山

ハーバーランド

ポートアイランド

きれいな写真が取れたのはいいのですが、私、実は高い所があまり好きではないのです。

高層ビルなどでもそうなのですが、常に揺れている感じがとても嫌なのです。

そして、そういうふうに言うと周りによく笑われたり、気のせいだと言われたりするのです。

でも、ときどきわかってくれる人もいて、なんだか救われた気分になるのです。


神戸ポートタワー
http://www.kobe-meriken.or.jp/port-tower/