2014年2月25日火曜日

中世市場都市プロヴァン2

さて、プロヴァン駅からひたすら歩き、丘へ上るとそこは中世でした。

シャテル広場

中世のバイクが並んでいる…わけないか。

気を取り直して、中世都市を散歩しましょう。

この町のシンボルのひとつがすぐに目に飛び込んできます。

セザールの塔

12世紀に建てられた監視塔。

当時この地を治めていたシャンパーニュ伯の権力の象徴と紹介されています。

入場料4.3ユーロ

塔から見えるのは…

サン・キリアス教会

こちらも12世紀に建設されました。

教会の向こう側がプロヴァンの新市街地です。

塔を1周して風景を眺めたら、再び内部へ戻ります。

誰かいるΣヾ(゚Д゚)ノ

プロジェクターで投映された人物たちがプロヴァンの歴史を紹介してくれます。

このように、観光客を楽しませる仕掛けが随所に見られます。

では、中世都市の散策に戻りましょう。

サン・ジャンの門

中世都市プロヴァンは城壁に囲まれていて、門が2つあります。

そのうちのひとつがこれ。

観光案内所はこの門の外にあります。

天気が良かったので城壁に登ってみました。

ん、何か見えましたか?

外は一面、田園風景でした。

2014年2月22日土曜日

フランス折り紙協会

フランス折り紙協会(Mouvement Français des Plieurs de Papier, MFPP)を訪問しました。

折り紙の普及と発展を目的とする団体です。

この協会の起源はなんと1901年にまで遡ります。

窓際に並ぶ繊細優雅な折り紙作品

取材中も多くの通行人が思わず足を止めていました。

さて、この協会と日本の関係も深いです。

多くの日本人がこの協会に関与しています。

棚には日本語で書かれた折り紙の本が数多く並んでいます。

また、紙を日本から取り寄せています。

約800冊の折り紙教本

折り紙のヨーロッパ大会なども開催されているそうです。

折り紙の技術と創造性を競うそうです。

左からフランソワさん、ロベールさん、ビビアンさん(会長)、ジャンさん

ビビアンさんは大会の入賞者。

ジャン・クリストフさんは高松市在住です。

フランス折り紙協会の事務所はパリ12区にあります。

近くを通りかかったら展示品をぜひのぞいてみてください。


フランス折り紙協会(MFPP)ウェブサイト

2014年2月21日金曜日

パリ・ネコ・コレクション2014

皆さんはネコがお好きですかにゃ?

「はい」と答えたそこのあなたにはこちらのイベントをご案内します

(たとえ「いいえ」と答えてもご紹介しますが…)。

パリ・NEKO・コレクション2014」。

会場はパリ1区のブティック・ギャラリー「ディスカバー・ジャパン」。

総勢27名のネコアーティストの作品が並んでいます。

開催期間は、2月19日(水)から25日(火)まで。

時間は12時から20時まで(最終日は閉館が早まることが予想されます)。

ネコの作品たちがお出迎え

ではネコギャラリーにお邪魔しましょう。

ネコだらけ

壁一面にネコを題材にした作品が飾られています。

いろんなネコさんがいるもんですね。

ネコの陶器

このネコ食器を自分の食卓に並べてみたい。

ネコの人形

あ、ネコに鈴がついている。

実演中

こちらは画家の中林めぐみさん。

ネコのようにしなやかな方でした。

http://megumilove.com/love/

こちらも実演中

ペーパー・ギフト・アーティストの高橋恵さん。

ネコのように愛らしい方でした。

http://atelier-du-chat.cocolog-nifty.com

ギャラリーの様子

フランス人もネコ大好き。

パリ市内にはネコカフェもあります。

日本の食器類も購入できます

会場のディスカバー・ジャパンは通常はブティックです。

日本製の食器や衣服を取り揃えています。

12 Ste-Anne 75001 PARIS


展示会は2月25日(火)まで。

ここで紹介できなかったアートがたくさんあります。

ネコが大好きな方はぜひ会場に足をお運びくださいにゃ。

2014年2月20日木曜日

湖の街アヌシー3

アヌシーの案内人はこの方です。

フレデリック(左)

フレデリックはかつて通っていた語学学校の先生です。

自転車とアフリカと日本が大好きです。

数か月間スペイン、ポルトガル、北アフリカを自転車で周遊したことがあります。

先日まで日本に滞在していました。

運河と古い街並み

そんなフレデリックに、アヌシーについて教えてもらいました。

近年、アヌシーの産業は飛躍的に発展してきました。

Pilotなどの日本企業もアヌシーに進出しています。

また、観光業も活況です。

ノートルダム・ドゥ・リエッス教会

そのため、他の地方都市と比較して家賃や物価が高いのです。

市街地の商店には地元の人向けの商品よりも観光客向けの商品が並んでいます。

アヌシーで長く暮らしている人はこうした事態に対して複雑な思いを抱いているそうです。

赤い屋根の続く街並み。アヌシーの街は様々な表情を見せてくれます。

では最後に、この街で出会ったお友達を紹介しましょう。

「お、食いもんの匂いがするやんけ」

エトー君(人間ではない方)はユースホステルの番犬です。

クロワッサンをあげて親交を深めておきました。

「…沈黙は金なり」

高地に生息するムフロン(羊の一種)。

冬季は低地で暮らします。


シルファ(語学学校、フランス語)
http://www.cilfa.fr

2014年2月19日水曜日

湖の街アヌシー2


ある資料によると、フランスは世界一のスキー・リゾートでもあります(Capital, N°268, Janvier 2014)。

年間に延べ5790万(滞在日数)のスキー客を受け入れているそうです。

ちなみに、日本は延べ2850万(滞在日数)です。

アメリカ、オーストリア、イタリアに次ぎ世界第5位です。

ところで、ここアヌシーは2018年冬季オリンピックに立候補しました

(残念ながら韓国の昌平に及びませんでした)。

それくらい、ウインター・スポーツが盛んな地なのです。

眼前に広がるはアルプス山脈

オリンピックといえば、ソチ・オリンピック開催中ですね。

フランスでも多くの人がテレビで観戦しています。

オリンピックを見ていると、なんだかスキーがしたくなります。


…と、長い前振りですみません。

ご推察の通り、アヌシーでスキーをしました。

昔から、アルプスでスキーをするのが夢だったのです。

スキーをある程度楽しめるくらいまで、学生のうちに練習しておいてよかったと思います。

悠久のアルプスとどうも僕です

セムノーズ(Semnoz)のスキー場は、アヌシー中心部から車で約30分。

スキーレンタルは一日19.5€

リフト券は、4時間で12.2€でした(1時間毎に料金が決められています)。

セムノーズは比較的安いスキー場とのことです。

それでも、様々なコースと雄大な景色を楽しめます。

ゲレンデはフランス語で「ピスト(・ドュ・スキー)」

日本では上級・中級・初級とコースが設定されています。

フランスでももちろんコースの難易度設定があります。

上級は「赤(ピスト・ルージュ)」、中級は「青」、初級は「緑」です。

色で難易度がわかります

以上、ゲレンデからお届けしました。

次回は今回のツアーの案内人をご紹介します。

2014年2月18日火曜日

湖の街アヌシー

フランスではこれまでに4つの街に滞在しました。

パリとサン・ドゥニ。

今住んでいるシャン・シュル・マルヌ。

そして今回訪れた、ローヌ・アルプ地方のアヌシー(Annecy)です。

アヌシーに来るのはこれで4度目です。

フランスで最も好きな街の一つです。


アヌシーはフレンチ・アルプスに囲まれた自然豊かな街です。

アヌシー湖はヨーロッパでも有数の水質を誇ります。

アヌシー湖。晴れた日には見事な景観となります。








また、アヌシーでは観光業が盛んです。

夏はリゾート地として人気です。

冬はスキー客で賑わいます。

旧市街地の街並みも人々を惹きつけます。

旧市街地

城や教会などの歴史的建造物が多数あります。

哲学者ジャン・ジャック・ルソー所縁の地でもあります。

アヌシー城

サヴォワ地方のチーズは有名です。

チーズ・フォンドュやラクレットはこの地方の郷土料理です。

サヴォワ・ワインは手頃な価格ながらとても飲みやすいワインです。

賑わうマルシェ

パリからアヌシーまで、TGVで約4時間。

通常料金では片道70€くらいかかります。

同じ地域圏にはフランス第2の都市リヨンがあります。

ヨーロッパ最高峰モンブランの麓の町シャモニーも有名です。

1998年ワールドカップでサッカー日本代表がエクス・レ・バンに滞在しました。

また、シャンベリーグルノーブルといった町にも簡単にアクセスできます。

さらに、スイスのジュネーブにも1時間で行けます。

魅力あふれるアヌシーとローヌ・アルプ地方巡りは人気の観光コースとなっています。


2014年2月11日火曜日

第17回パリ・マンガ展3

では最後にイベントの様子を見てみましょう。

アニソンカラオケ大会(小)

カラオケ大会はもはや定番。

私が知らないアニメソングをフランス人は歌っていました。

アニソンカラオケ大会(大)

カラオケレボリューション!

ダンス大会(小)

ダンスレボリューション!

ダンス大会(大)

そりゃ取材も来ますね。

プレステ大会

フランス人はゲームに夢中。

中古ゲーム店がパリ市内至る所にあります。

忍術大会

トラファルガー・ローが参戦しようとしています。

剣術で忍者を凌ぎそうですね。

ところで、あんな帽子どこで買えるんでしょうか?


あまりにも混み合っていたのでこのあたりで退散します。

会場の熱気が伝わりましたでしょうか?

パリ・マンガ展は半年に一度開催されるそうです。

次回はどうぞ会場でお楽しみください。

2014年2月10日月曜日

第17回パリ・マンガ展2

次はブースの様子を見てみましょう。

フランス人が日本をどのように捉えているかがきっとよくわかることでしょう。

侍の店!

会場では刀が飛ぶように売れていました。

ここは侍の国フランスです。

トトロ!

日本のキャラクターももちろん大人気。

トトロのぬいぐるみ欲しい!

こけし!

伝統工芸を扱うブースもしっかり出展されています。

たこ焼き!

たこ焼きブースには長蛇の列が。

人が多すぎて値段を見るのを忘れました。

和菓子!

フランスの食卓にデザートは必須。

カラーコンタクト!

え、なんで?

Sake!

鳥取県のお酒が並んでいました。

Boys' Love!

フランスでも増えているようです。

アニメDVD!

吹替えアニメでフランス語の勉強を。

コスプレ!

会場でコスプレグッズを入手するのはなかなか理に適っていますね。

さすがは大陸合理主義の国フランスです。


…まだまだ紹介すべきものがあります。

マンガ展恐るべし。

2014年2月9日日曜日

第17回パリ・マンガ展

2月8、9日、「パリ・マンガ展(Paris Manga & Sci-Fi Show)」が開催されました。

場所はポルト・ドゥ・ヴェルサイユのエキスポ会場。

「サロンドショコラ」など大小のイベントが頻繁に開催されます。

エキスポ会場

日本関連のイベントといえば「ジャパン・エキスポ」が有名です。

マンガ関連でいえば、「アングレーム漫画祭」が最近では話題になりました。

しかし、この「パリ・マンガ展」も負けてはいません。

というわけで会場に潜入してきましたので、その様子をご覧ください。


ゲートに向かうルフィーとゾロ

彼らはVIP用のゲートから入場していました。

さすがは高額の賞金首ですね。

なお、私のような一般人の入場料は11€です(2日券19€)。


海軍登場

海賊たちを追って海軍も来場していました。


学校帰り?

フランスの女子高生?たちも日本が大好き。


アラビアンナイト?

中東の豪族たちも日本文化を視察ですね。


軍隊?

会場内の警備ごくろうさまです。


麻雀!

ルフィーとゾロの麻雀対決。

麻雀王に俺はなる!

会場内の熱気が凄まじかったため、レポートはまだまだ続きます…

パリ・マンガ展ウェブサイト(フランス語)
http://www.parismanga.fr