2014年3月1日土曜日

3月上旬のパリ ― バスティーユ

某国の政治学者からの調査依頼です。

バスティーユがクール・ジャパンの新たな聖地になっている」

という噂があるので、調べてもらえませんか。

しかしまぁ~、なんですな~。


バスティーユ監獄はフランス革命が始まった場所であると世界史で学習しました。

現在ではパリ有数の繁華街となっています。

では、そんなバスティーユで調査を開始しましょう。

レオの世界

扇をもった女性のポスターが店先に飾られています。

店では確かにキミドール(こけし)が販売されています。

しかし、ここは世界中のお土産を売っているお店でした。

プラネット・スシ

回転寿司のお店がありました。

これはチェーン店ですね。

キロショップ カワイイ

「カワイイ」はもはやフランス語です。

カワイイ服が販売されているようです。

ビデオマニア

コンピューターゲームといえばビデオマニア。

ゲームでフランス語をマスターしよう。

ゲーセン

前回来た時も見ました。

これは常設でしょうか。

なかなかクールですね。

しかし、ここで調査は行き詰りました。

ラップ通り

飲食店が集まるラップ通りにも、

サン・アントワーヌ通り

ブティックが並ぶサン・アントワーヌ通りにも、

ロケット通り

ヴォルテールに通じるロケット通りにも、日本っぽいお店はありませんでした。

調査結果:バスティーユにクール・ジャパン革命はまだ起こっていません。


調査は終わりましたが、せっかくなので、バスティーユ周辺を散策しましょう。

マルシェ・ドゥ・ラ・クレアシオン

「創作マルシェ」とでも訳せばいいのでしょうか。

絵画、装飾品、陶器などのギャラリーが出ています。

絵画のギャラリー

ここは芸術の都パリ。

アーティストのために様々なイベントが提供されています。

7月革命の記念柱

これはフランス革命を記念したものではありません。

1830年の7月革命を記念して建設されました。

サン・マルタン運河

サン・マルタン運河の上にバスティーユ駅のプラットホームがあります。

オペラ・バスティーユ

バスティーユの新名所、オペラ・バスティーユ。

駅の壁画

メトロ1番線のホームには見事な壁画があり、人々の目を楽しませてくれます。

このブログは、視聴者の皆さんのご依頼、じゃなくてご声援によって成り立っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿