2013年10月27日日曜日

中世市場都市プロヴァン

10月26日、プロヴァン

この町は南仏のプロヴァンス地方とよく間違えられます。

こちらはセーヌ・エ・マルヌ県内にあります。

プロヴァン行きの電車はパリ東駅から出ています。

また、マルヌ・ラ・ヴァレ駅ムラン駅からは長距離バスが出ています。

その名も、セーヌ・エ・マルヌ・エクスプレス

運賃はわずか2€

そのゾーンのNAVIGOも適用されます。

パリ郊外の田園風景と町並みをゆっくり眺めながら、目的地に行くことができます。

セーヌ・エ・マルヌ・エキスプレスはオレンジの車体と太陽のマークが目印

プロヴァンの魅力は、なんといっても、存続する中世の町です。

その古い町並みは2001年にユネスコ世界遺産に登録されました。

駅に降り立ったそのときから、美しい古都の情景が目に飛び込んできます。

石造りの町内に小川が流れています。

ところで、予備知識なくこの町を初めて訪れた人は面食らうでしょう。

駅を降りたはいいが、観光地にどう行けばいいのか、よくわかりません。

駅付近に観光案内所がないのです。

なんと、商店もありません。

はたまた、地図もありません。

まぁ、古い建物が目の前にあるので、そっちかなと適当に歩けばいいのですが。

そのうちに商店街にぶつかります。

その後は、いかにも古い建造物というものが高台に見えてきます。

もう、こっちに行けばなんとかなるんじゃないって感じです。

高台を目指せ。

運悪く?多少迷った場合でも、中世を散策できるので良しとしましょう。

その小径、その往来、その袋小路ですら、長い年月の情緒を感得させてくれるでしょう。

中世に想いを馳せて。

これだけ長々書いても、実はまだ目的地にたどり着いていません。

というわけで(理由はこれ以外にもありますが)、プロヴァンシリーズは数回続きます。

乞うご期待・・・


プロヴァン観光局(フランス語、英語)
http://www.provins.net


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