2014年7月12日土曜日

アートな一日

7月11日(金)は芸術関連のイベントが3件。

まず、午前は世界遺産都市プロヴァンの近郊の町サヴァンへ。

19世紀後半から20世紀初頭にヨーロッパで流行したジャポニズムアール・ヌーボーの品々を見物。

陶器、はがき、本など

個人で収集したとのことですが、所蔵品の量と質には驚きました。

パリ万博のパンフレットなど、素人が見ても貴重だとわかる品ばかりです。

ジャポニズムを紹介している当時の文献など

ジャポニズムのモチーフは、植物、動物、女性の美です。

それらはアール・ヌーボーのモチーフと共通しています。

アール・ヌーボーの作品

さて、そもそもジャポニズムやアール・ヌーボーとはなんぞ?という皆さまへ

(もちろん、それらをよくご存じの皆さまにも)。

9月8日から12日まで、パリ市内でジャポニズム展覧会が開催されます。

そこでは、写真にあるような作品を直接鑑賞することができます。

また、ジャポニズムとアール・ヌーボーの歴史的背景などの解説もあります。

展覧会の詳細は追ってお知らせします。

どうぞお楽しみに。


さて、サヴァンでの視察を終えてパリ市内へ。

目的地はパリ4区、ポンピドゥーセンターの近くにあるギャラリー「メタノイア(Métanoïa)」。

オリエンタルな作品の展覧会や個展を行っているギャラリーです。

ギャラリー外観

7月11日(金)から17日(木)まで、稲葉信也さんの個展が開催されています。

稲葉さんは金沢市出身の芸術家。

大学時代にアメリカに留学したのを皮切りに、メキシコやキューバ、イタリアなどでアートを学びました。

その後は、ヨーロッパ各国やオーストラリアで創作活動と個展を行っています。

ほのぼの掛け軸

和風ながらポップでキュートな作品は、フランス人がとても好みそうですね。

スタッフの解説も好評

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