まず、午前は世界遺産都市プロヴァンの近郊の町サヴァンへ。
19世紀後半から20世紀初頭にヨーロッパで流行したジャポニズムとアール・ヌーボーの品々を見物。
陶器、はがき、本など
個人で収集したとのことですが、所蔵品の量と質には驚きました。
パリ万博のパンフレットなど、素人が見ても貴重だとわかる品ばかりです。
ジャポニズムを紹介している当時の文献など
ジャポニズムのモチーフは、植物、動物、女性の美です。
それらはアール・ヌーボーのモチーフと共通しています。
アール・ヌーボーの作品
(もちろん、それらをよくご存じの皆さまにも)。
9月8日から12日まで、パリ市内でジャポニズム展覧会が開催されます。
そこでは、写真にあるような作品を直接鑑賞することができます。
また、ジャポニズムとアール・ヌーボーの歴史的背景などの解説もあります。
展覧会の詳細は追ってお知らせします。
どうぞお楽しみに。
さて、サヴァンでの視察を終えてパリ市内へ。
目的地はパリ4区、ポンピドゥーセンターの近くにあるギャラリー「メタノイア(Métanoïa)」。
オリエンタルな作品の展覧会や個展を行っているギャラリーです。
ギャラリー外観
7月11日(金)から17日(木)まで、稲葉信也さんの個展が開催されています。
稲葉さんは金沢市出身の芸術家。
大学時代にアメリカに留学したのを皮切りに、メキシコやキューバ、イタリアなどでアートを学びました。
その後は、ヨーロッパ各国やオーストラリアで創作活動と個展を行っています。
ほのぼの掛け軸
和風ながらポップでキュートな作品は、フランス人がとても好みそうですね。
スタッフの解説も好評
0 件のコメント:
コメントを投稿