2014年7月30日水曜日

南ヨーロッパの旅 ― 美食の街リヨン

7月16日(水)、16日間の旅はリヨンから始まります。

リヨンはローヌ・アルプ地方最大、フランス第2の都市です。

美食の街として知られ、旧市街地はユネスコ世界遺産に登録されています。

リヨンを訪れるのはこれで4回目です。

OUIGO

そんなリヨンを散策する前に、行程のおさらいを。

交通手段として利用したのは、OUIGO(ウイゴー)というTGV

マルヌ・ラ・ヴァレ・シェシー駅から主に南仏方面に走る格安TGVです。

フランス国鉄の子会社が運営しています。

リヨン・サンテグジュペリ駅までわずか10ユーロ。

曜日や時間帯にもよりますが、南仏にも片道10ユーロで行けたりします。

なかなかホームにたどり着けません…


ただし、乗車の際にはいろいろな注意が必要です。

LCCのように、持ち込める荷物の大きさと個数に制限があります。

ヴァカンス期間中は特に、ホームに行くまでに長蛇の列ができます。

なので、時間に余裕をもって駅に行かないと慌てる羽目になります。

それでもやはり、使い方を知ればたいへんうれしい移動手段です。


こんなTGVです

サンテグジュペリの罠

青とピンクの電車に乗って、リヨン・サンテグジュペリ駅に着きました。

ところが、『星の王子様』の作者の名が冠されたこの駅にはある罠が。

サンテグジュペリ駅からリヨン市街地まで、ローヌ・エクスプレスで15.7ユーロ。

パリ・リヨン間の料金の1.5倍の値段を払わねばなりません。

しかも、どうやらこれ以外にリヨン中心部に行く公共交通機関がないようなのです。

OUIGOを利用する際はこれも計算に入れなければなりません。


リヨン市街地

フルビエール

リヨンのシンボルの一つが、フルビエールと呼ばれるノートルダム大聖堂です。

旧市街地から15分ほど登ったところにあります。

ケーブルカーを利用することもできます。

昼間に訪れると、丘の上にそびえるその外観に圧倒されます。


フルビエール・ノートルダム大聖堂

聖堂内部と地下礼拝堂も見事です。

夜に訪れるとリヨンのきれいな夜景を楽しむことができます。

併設されているバーで、夜景を見ながら一杯飲むのも気持ちいいものです。


リヨンの夜景

0 件のコメント:

コメントを投稿