古代ローマ時代にはガリア人がその地に居を構えていたそうです。
11、12世紀にはシャンパーニュ伯が居住していました。
1429年8月7日にはジャンヌ・ダルクがランスへ向かう途中に立ち寄りました。
古代、中世のこのような記録が残っています。
さて、1870年にはプロイセンの軍隊によって一度占領されてしまいます。
しかし19世紀末からクロミエの近代化が始まります。
学校や劇場、教会などが次々に建てられました。
サン・ドゥニ教会
観光案内所に行くと、劇の鑑賞をずいぶんと勧められました。
フランス人が英語で説明し、日本人がフランス語で応答するという奇妙な空間でした。
外国人に英語で観光案内ができなければ案内所のスタッフは務まらないということでしょうか。
フランス共和国の外国語事情もずいぶんと変わりました。
話を戻しますが、クロミエには1904年に建てられた立派な劇場があります。
スペクタクルを中心とした文化の町として観光誘致をしているようです。
監獄を改修した市立図書館
この町の名産といえば、何といってもチーズです。
一般にブリーチーズと呼ばれるものには3つの産地があります。
ブリー・ドゥ・モーは以前のブログで紹介した通りです。
ブリー・ドゥ・ムランは、「日本文化教師の街ムラン」の特産品です。
そしてブリー・ドゥ・クロミエがあります。
誰が名付けたのか、これらは「ブリー三兄弟」と呼ばれるそうです(ほんとかなぁ?)
そしてブリー・ドゥ・クロミエはその三男坊なのです。
ようやくタイトルの意味がわかりましたね。
よかったです。
水路が流れる町並みはもはや定番
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