2013年12月26日木曜日

王都サンジェルマン・アン・レー

12月26日(木)、サンジェルマン・アン・レー(Sanit-German-en-Laye)。

少しくらいクリスマス休暇を取りなさいと言われたので、1日休みをもらいました。

サンジェルマン・アン・レーはRER・A1線の終着駅です。

駅改札から地上に出るとすぐにサンジェルマン城が見える


ルイ6世に始まり、シャルル5世やルイ13世、ナポレオン1世などがこの地で暮らしました。

特に太陽王ルイ14世は1638年にこの地で生まれました。

宮廷を転々としながらも、1666年から1681年まで滞在しました。

ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に移り住むまで、この都市は王政の中心地でした。

ヨーロッパの街並み。古い路地も至る所に残されている。

初めて訪れる街では、観光案内所で情報を収集するのは基本です。

というわけで、案内所へ。

感じのよいスタッフが迎えてくれました。

この街に来る日本人もたいへん多いとのこと。

日本語のガイドも置いていました。

日本語ガイドがあるかどうかは、日本人観光客が多いかを測る目安の一つです。

サンジェルマン・アン・レー観光案内所

最大の観光名所はサンジェルマン城

並びにその中にある国立考古学博物館

博物館の入館料は7€

先史時代から中世までの歴史的資料が数多く展示されていました。

個人的に興味を惹かれたのは、石器時代の人骨と紀元前の貨幣。

人類の歴史は祈りの歴史、死者を埋葬する人々の想いを慮らずにいられません。

また、以前、古代の貨幣論に関する論文を翻訳しました。

貨幣を巡る様々な歴史にずいぶんと驚くと共に、経済を見る視点がより豊かになりました。

サンジェルマン城中庭(シャトー・ヴィユー)

…また続きがありそうな展開ですね…

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