2014年5月10日土曜日

スープ・シュル・ロワン

シャトー・ランドンからセーヌ・エ・マルヌ・エクスプレスで北上。

約10分でスープ・シュル・ロワン(Souppes sur Loing)に到着します。

バス停留所の正面に観光案内所があったので、ぶらり立ち寄りました。

町の風景

観光案内所のマダムにこの町の見どころを尋ねました。

修道院、教会、運河…

言葉に詰まっていました。

尋ねてはいけなかったようです。

サン・クレール・サン・レジェ教会

町のシンボルのこの教会はお葬式の最中でした。

なので、中に入るのは遠慮しました。

ところで、こんな小さな町にどうして観光案内所があるのでしょう?

それは、有名な修道院がこの町の近くにあるからです。

町の広場

セルカンソー大修道院は1181年に建てられました。

セーヌ・エ・マルヌ県観光局「トゥーリスム77」の日本語パンフレットに載っています。

2012年には日本の版画展がこの修道院で開催されたそうです。

ところが、残念なことに、この修道院は月に1回しか観光客を受け入れていません。

フランス革命で修道院は廃止されてしまいました。

その後は何度も所有者を変え、現在は倉庫として利用されているのです。

と、一通り散策を終えたので、次の街へと向かいましょう。

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