長らく続いた南ヨーロッパの旅シリーズも最終回を迎えました。
日本庭園
日本庭園
日本文化が大好きなティエリさんは自宅に日本庭園を建造中です。
さっそく案内してもらいました。
今後は竹を植えて隣家の壁を隠します。
また、茶室を作ります。
あと1年で完成させたいとのことです。
自然博物園マルケーズ
ティエリさんと奥さんのソフィーさんと一緒に地方文化学習に出かけました。
訪れたのは自然博物園マルケーズ。
サブルという町にあります。
この博物園では、古い民家や小屋をそのまま保存しています。
この地の産業は、まずは畜産でした。
羊、豚、鶏を飼育し、食肉や羊毛を得ていました。
次に、繊維業がありました。
そして、林業がありました。
ナポレオン三世がこの地域に松を植える事業を進めました。
松脂を石鹸などに加工しました。
また、松の木を建築資材として利用しました。
かつては80年から90年くらいで松を切りました。
家族連れが多く、園内でのんびりと過ごしていました。
子供たちには、今はそれぞれの展示の意味がわからないかもしれません。
そして、興味関心と共に再び訪れ、多くを学習してくれるでしょう。
「現代社会の発展に疑問を呈しながら、今日この事業が進められています」。
パンフレットの冒頭の言葉です。
旅の終わりに
以上、16日間の旅を終えて、TGVでパリに戻っています。
旅は願望と妥協の連続。
行きたい場所がたくさんある、だけどお金も時間も限られている。
行きたい場所がたくさんある、だけどお金も時間も限られている。
アヴェロンとダクス以外ではユースホステルに宿泊しました。
暑さや騒々しさでなかなか眠らない夜もありました。
都市間の移動に鉄道、バス、自動車を利用しました。
私の座席を占領して寝ているおっちゃんに2度遭遇しました。
iDBUSの旅は思いの他快適でしたが、初めての利用でやはり不安でした。
自動車相乗りシステムは今回ぜひ利用してみたいと思っていました。
交通手段と宿舎の大部分は2か月以上前に手配しました。
相当に安く旅ができたと思いますが、実際はどうなのかよくわかりません。
旅は判断の連続。
思い通りにいかないことも多々あります。
思わぬ事件に巻き込まれることもあります。
それらにいかに対処するか、判断力が問われます。
旅は出会いと別れの連続。
たくさんの友人たちに再会することができました。
異国の地で普段はなかなか会えない友人に会いに行くのが好きなのです。
その友人たちがまたおいでと言ってくれています。
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