2014年8月8日金曜日

南ヨーロッパの旅 ― リヴィエラの女王ニース2

旧市街地

ヴァカンス期間中、ニース旧市街地は観光客で賑わっています。

夕暮れ時の海岸線を散歩したり、日が暮れても砂浜でのんびりしたり。


ニースの遊泳場は砂利です。

海沿いのレストランで夕食をとったり、ジェラートを頬張ったり。

遅くまで営業しているお土産屋さんを覗いて買い物したり。

広場に流れる音楽でダンスを踊ったり。

ゆったりとした時間に身を任せ、誰も急いたりしていません。

これがフランスのヴァカンスなのでしょうね。


夜の旧市街地

鷲の巣村エズ

移動距離が長いと、ニースのような楽しい街でも単なる中継地になってしまいます。

海辺を散歩して、旧市街地を散策して、港を眺めて…。

まぁ、これだけの観光でも十分なのかもしれませんが。

さて、フランスとイタリアの国境沿いの高台には村が無数にあります。

それらは「鷲の巣村」と呼ばれています。

かつて、両国の間には絶え間ない領土争いがありました。

戦争を嫌った人々が、戦禍の及びにくい山の上に村を作るようになりました。

そうしてできた村々の中には、人々が今も生活している場所があります。


鷲の巣村エズ(2008年撮影)

6年前にエズという村を訪れました。

数ある鷲の巣村の中でも特に有名です。

ニース市街地からバスが出ていて、簡単にアクセスできます。

そこはまるでRPGの世界。

小さな村に民家、教会、商店などがひしめいています。


村の教会(2008年撮影)

人がすれ違うのがやっとの路地。

石造りの家。


村の路地(2008年撮影)

村人が丹精込めて作った手工芸品。

遙か高台から見下ろす地中海。

今回は時間がありませんでしたが、いつかまた必ず訪れたいです。

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